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【ツール・ド・フランス2021 レースレポート:第8ステージ】怪物が力の差を見せつける激走でマイヨ・ジョーヌ奪還!タデイ・ポガチャル「攻撃は最大の防御なり」
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさかバイクエクスチェンジ隊列の集団制御のおかげで、44.8km地点の中間ポイントを前に、一旦すべてのアタックは強制回収された。先頭通過を果たしたのは、チーム所属のマイケル・マシューズではなく、ライバルのソンニ・コルブレッリだった。
もちろんスプリントの勢いそのままに、プロトンは改めて熾烈なアタック合戦へと没頭していく。くっついたり離れたりしているうちに、なんと25人ほどの先頭集団にポガチャルが滑り込んでしまったことさえ!またファンアールトの一撃に、やはりポガチャルが対応に向かう姿も見られた。
その直後の3級山岳をきっかけに、残り93km、再びプールスが毅然として飛び出していく。すぐさま単独走行に持ち込むと、続く4級もひとりで上り詰めた。同じ頃、後方では、18人の大きな逃げ集団が次第に形成されつつあった。そして残り78km。メイン集団前列でUAEチームエミレーツとイネオス グレナディアーズがついに蓋を閉めた。ステージのちょうど半分に達した時点で、ようやくどのチームも納得する逃げが出来上がった。
ただし激しい雨の中、選手たちにはそれほどゆっくり息をつく暇などない。メイン集団は大急ぎで補給や体制の立て直しを行う必要があったし、いくつかの脱落集団は必死の追走に打ち込んだ。20kmかけてひとつになったプールスと18人さえも……10kmもたたぬうちに再びばらばらに解体する。
1級山頂争いをプールスが楽々と制した後、3選手による「独走」タイムが始まったせいだった。まずは濡れた下りを利用しセーアン・クラーウアナスンが単独先頭に立つ。続く1級ロム峠の激勾配では、マイケル・ウッズがひとり旅を選んだ。さらに最終1級コロンビエールの山道に入ると、激しく顔ぶれが入れ替わる追走集団から抜け出し、トゥーンスが孤独な追走を行った。残り18kmでウッズに合流し、3km先で振り払うと、やはり単独でフィニッシュへと急ぎ始めた。
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