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【Cycle*2024 フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】唯一絶対の勝負地「ユイの壁」を4回、誰が真っ先に上り詰めるのか
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ワイルドロードを行く
ツール・ド・フランス2021でプロトンが訪れる、サイクルロードレースファンならずとも一度は訪れてみたい各土地の歴史と伝統に彩られた魅力をお届けします。
ミュール=ド=ブルターニュ / Mur-de-Bretagne
ブルターニュ地方の集落
ブルターニュ半島は起伏がちな地形で、一般サイクリストにはここが平坦ステージと呼ばれることが信じられない。2021ツール・ド・フランス第2ステージのゴールは「ミュール=ド=ブルターニュ」。ミュールとは「壁」という意味があるので、壁のように立ちはだかる激坂ということだろう。
「ブルターニュのラルプデュエズ」として地元のサイクリストが自慢する上り坂だ。フランスでは最小自治体のことを「コミューン」と呼ぶが、ミュール=ド=ブルターニュはかつてのコミューン。2017年に隣町と合併して、現在はゲルレダンというコミューン名になっている。
点在する集落を合わせても2000人ほどという小さなコミューンだが、町から県道をちょっと行ったところにこの丘陵地がある。標高はたかだか293m。それでも地元の人にとっては心臓破りの激坂として知られている。
このブルターニュの激坂がツール・ド・フランスのフィニッシュ地として登場するのは4回目。過去には2011年、2015年、そして2018年に駆け上った。そのときのステージ優勝者はカデル・エヴァンズ、アレクシス・ビヤモーズ、ダン・マーティン。2015年はクリス・フルームがここで好走を見せ、2年ぶり2度目の総合優勝に向けての足がかりを作った。
2011年のツール・ド・フランス。ミュール=ド=ブルターニュにゴールするステージは198選手が雨のレースをスタートしていった。9km地点でゴルカ・イサギレら5選手がアタック。24km地点では4分35秒差をつけた。これに対してメイン集団は最後の激坂を得意とするフィリップ・ジルベールに勝たせるためにオメガファルマ勢がペースメーク。
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