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ブルターニュ地域圏の首府となるレンヌは、日本ナショナルロードチームの浅田顕コーチが現役時代に拠点としていた町。「自転車レースが盛んだから」という理由でレンヌを選んだという話を聞いたこともある。往年の名選手であるルイゾン・ボベがこの町の出身だ。
2018年もツール・ド・フランスはブルターニュ半島を走った
歴史をさかのぼれば、かつてはブルターニュ公国というひとつの国だった時代もある。そのときは南部に隣接するペイドラロワール地域圏の一部、ナントとその周辺も公国の一部だった。新城幸也がフランスの拠点とするベルビルシュルラビーもかつてはブルターニュだった。日本の自転車選手にもなじみの深いエリアなのである。
そしてツール・ド・フランス5勝のベルナール・イノーは「ブルターニュのアナグマ」というニックネームからも分かるとおり、ブルターニュ出身選手だった。
「ブルターニュでは数多くのレースがあるので、自転車レースで盛り上がるのも自然のことだ。ブルターニュ半島はどこにいってもアップダウンがあり、美しい大地と入り組んだ海岸線が特徴」とかつて来日したイノー氏。
ブルターニュの人たちは常に自転車レースが大好き
「町と町をつなぐ主要道路は交通量があるが、そこをはずせばクルマとほとんど遭遇せずに景色を堪能できるサイクリングルートがいっぱいある」
気候的には、ブドウが収穫できる北限を越えているのでワイン製造には不向き。そのためリンゴを原材料にしたシードルが名産だ。そんな飲み物にピッタリなのが白カビのチーズ。乳牛が口にする牧草地に海水が混じるところもあり、ちょっとだけ塩味の効いたチーズなどは格別で、それをシードルとともにいただくのが、ツール・ド・フランス取材時の楽しみだ。
シードルは白カビチーズと相性がいい
今回のツール・ド・フランスではブルターニュ地域圏にある4つの県で1ステージずつ開催されるのが見どころとなる。フィニステール県(第1ステージ=ブレスト〜ランデルノー)、コート・ダルモール県(第2ステージ=ペロス・ギレック〜ミュール・ド・ブルターニュ ゲルレダン)、モルビアン県(第3ステージ=ロリアン〜ポティヴィ)、イル・エ・ヴィレーヌ県(第4ステージ=ルドン〜フジェール)だ。
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