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【クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ 第3ステージ:レビュー】三度目の正直コルブレッリ「これこそ僕が望んでいた美しい勝利だ!」
サイクルロードレースレポート by 福光 俊介ステージ優勝争いは予想通りスプリントに。ただ、やはり上り基調ゆえに完全に主導権を得るチームは現れず、勝利に飢えた選手たちが自らの力でもって前方へと上がってくる。ミハウ・クフィアトコフスキが先頭に出ると、呼応するようにコルブレッリが番手を押さえる。その逆サイドからはアレクサンデル・アランブルが猛然とスプリントを始める。
混戦にも周囲の状況にきっちり対応したコルブレッリ。アランブルの猛進にも追随し、残り100mで満を持して先頭へ。後続の追い上げこそあったが、トップは譲らない。大会3日目にして、「ようやく」というフレーズがピッタリのステージ優勝を遂げた。
「やっとだよ!これで十分満足だ。これこそ僕が望んでいた美しい勝利だよ」(ソンニ・コルブレッリ)
前日までの2ステージではレースを支配しきれなかったバーレーン・ヴィクトリアスだったが、この日はコルブレッリを勝たせようとアシスト陣が奮起した。イネオス・グレナディアーズが中心になってレースをコントロールしたことも味方につけ、終盤のペースアップにも人数をかけてコルブレッリを前線にとどまらせた。
「最後の10kmは本当にハイスピードで、ポジション争いも大変だった。だけどチームは完璧な仕事ぶりだった。本当に感謝の言葉しかない」。コルブレッリはそう話すと、感情を昂らせながらもライバルをたたえることも忘れなかった。「残り1kmからのクフィアトコフスキの牽引は本当に強かったし、アランブルのスプリントにも驚かされた。彼らについていかなければ僕の勝利はなかったんだ」。ポイント賞でも首位を独走。マイヨ・ヴェールがひときわ映えたステージとなった。
マイヨ・ジョーヌのルーカス・ペストルベルガー
グリーンジャージの歓喜の後ろでは、マイヨ・ジョーヌのルーカス・ペストルベルガーが23位でステージを終えていた。個人総合ではコルブレッリに2秒差まで迫られることとなったが、何とかジャージはキープした…そう、何とか。
「昨日の疲れがあって大変なステージだった。レース前のローラーでは大丈夫だと思ったのに、スタートしてみたら全然ダメ。タイムを失わなかったことだけがせめてもの救いだった」(ルーカス・ペストルベルガー)
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