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サイクル ロードレース コラム 2021年5月31日

【クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ 第1ステージ:レビュー】昨年の落車リタイアのリベンジ果たした“ニュー・デヘント”ファンムール「自分がどこまで行けるか試してみたい」

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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予定通り山岳賞のポルカドットジャージを手に入れたばかりか、マイヨ・ジョーヌ、マイヨ・ヴェール、マイヨ・ブランまで手に入れる想定外の4賞独占。だけど、こうなったらやれるだけのことはやってみたい。

「ドーフィネはとてもタフなレース。でもできるだけジャージを守っていきたい。そのために戦うつもりだし、自分がどこまで行けるか試してみたい」(ファンムール)

ドーフィネでの逃げといえば、4年前の第1ステージで現チームメートのトーマス・デヘントが逃げ切って、4日間マイヨ・ジョーヌを守り続けたことがあった。ファンムールはどこまで行けるだろう。今大会は第4ステージに個人タイムトライアルが控えるが、そこまでトップで乗り切ることができれば、デヘントに並ぶことができる。今回の勝利によって、同じチームで、なおかつ逃げを得意とする走りから“ニュー・デヘント”の呼び名まで授かったが、果たして“本家”に肩を並べることはできるだろうか。

第2ステージも1級山岳を含む5つのカテゴリー山岳越えが待つ。特にフィニッシュまで10kmを切って迎える2級と4級の上りがカギになる。総合争いが活性化するのはもう少し先のこと。このステージは逃げる選手たちと、リーダージャージへその気になるファンムールの走りに注目だ。


文:福光俊介

福光 俊介

ふくみつしゅんすけ。サイクルライター、コラムニスト。幼少期に目にしたサイクルロードレースに魅せられ、2012年から執筆を開始。ロードのほか、シクロクロス、トラック、MTB、競輪など国内外のレースを幅広く取材する。ブログ「suke's cycling world」では、世界各国のレースやイベントを独自の視点で解説・分析を行う

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