人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2021年5月31日

【ジロ・デ・イタリア2021 第21ステージ結果速報】フィリッポ・ガンナが後輪パンクのアクシデントを物ともせず個人TTを制す!ベルナル総合優勝、カルーゾは総合2位

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
  • Line
フィリッポ・ガンナ

バイク交換してもステージ優勝したフィリッポ・ガンナ

セナーゴからミラノまで30.3kmの個人タイムトライアル。過去10年間で最終日に3度のマリア・ローザ交代、1度の表彰台入れ替えが起こっている。24番出走の個人TT世界王者フィリッポ・ガンナ(イネオス グレナディアーズ)は後輪のパンクがあり残り距離1.5km地点でバイク交換を行なった。暫定トップのマキシミリアン・ヴァルシャイド(チーム クベカ・アソス)から33秒上回る33分48秒でフィニッシュ、平均時速53.8km/hでみごとステージ優勝を飾った。

フランスチャンピオンジャージ着用のレミ・カヴァニャ(ドゥクーニンク・クイックステップ)が区間優勝を目指しコーナーを曲がり損ねフェンスに激突、ガンナから12秒遅れの34分でフィニッシュ、ステージ2位の結果となった。

区間4位の結果を残したマッテオ・ソブレロ(アスタナ・プレミアテック)はフィニッシュ直前の道幅の狭いエリアで先行する選手とチームカーに行手を阻まれ無念のタイムロス。

ラスト10選手は3分間隔で出走、ジョアン・アルメイダ(ドゥクーニンク・クイックステップ)は区間5位となる34分15秒でフィニッシュ。総合勢の中で最速、総合順位も8位から6位へとジャンプアップしている。

総合2位のダミアーノ・カルーゾ(バーレーン・ヴィクトリアス)とマリア・ローザ着用のエガン・ベルナル(イネオス グレナディアーズ)のタイム差は1分59秒。カルーゾは懸命にペダルを回しベルナルはリスク回避で走り、カルーゾはベルナルから30秒タイムを稼いだが順位に変動はなかった。総合3位のサイモン・イェーツ(チーム バイクエクスチェンジ)はベルナルからさらに52秒遅れでフィニッシュ。

ロマン・バルデ(チームDSM)が総合5位から7位へヒュー・カーシー(EFエデュケーション・NIPPO)は総合7位から8位へ順位を落とし、ダニエル・マルティネス(イネオス グレナディアーズ)が総合6位から5位へ順位を上げている。

「チームのおかげで迅速なバイク交換だった、エガンのマリア・ローザと2度のITT区間優勝は3週間レースの苦しみの中の喜びとなった。前で牽引することが多かったけれど沿道のファンと素晴らしい瞬間を共有できたことは楽しかった」ガンナ、勝利後インタビュー

「ジロ・デ・イタリアの総合優勝したことをとても嬉しく思っている、強いライダーはたくさんいるのでこれからも地に足をつけていなければならない。モンタルチーノのグラベルを力強く走った日は大会の中で最も美しい瞬間だった」ベルナル、マリア・ローザインタビュー

「グランツールの表彰台に立つのは初めててとても素晴らしい気分、タイム差のことは考えず常に全力でプッシュしていた、今はこの瞬間を楽しんでみんなでお祝いをしたい」カルーゾ、総合2位インタビュー

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ