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サイクル ロードレース コラム 2021年5月23日

【ジロ・デ・イタリア2021 レースレポート:第14ステージ】バッソとコンタドールに導かれたフォルトゥナートがゾンコランを制圧!「この2人は、それこそ全てを勝ち取ってきた」

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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翌日に母国スロベニア通過を控えるトラトニクと、第5ステージで地元通過を満喫したフォルトゥナート。体型も脚質もまるで違う2人は、対照的なペダリングで、黙々と山を上り続けた。そして山頂まで残り3km、勾配が一気に平均13%台に跳ね上がると、ついに両者の歩調に差が生まれた。昨ジロで逃げ切り勝利を手にしたトラトニクは、決して折れてしまったわけではない。TT巧者はあくまでマイペースで、勾配27%ゾーンはジグザグ走行で凌ぎながら、つかず離れず上を目指し続けたのだ。

「人生最長の3kmだった。まさにネバーエンディングストーリー。ひどくきつかった。ライバルは目の前にずっと見えていた」(トラトニク)

しかし幸運は..フォルトゥナート(=幸運な)に訪れた。生まれて初めてのグランツールで、生まれて初めての逃げを成功させようと、ひたすらペダルを力の限り踏み続けた。

「最終3kmが最もきついことは、よく理解していたんだ。だからギリギリまで加速を待った。あとはフィニッシュまで全力を尽くした。勝利を確信したのは、ラスト150m。監督から無線で『よし、あとはスプリントだ!』と声をかけられ、その後ろではイヴァンが叫ぶ声が聞こえた」(フォルトゥナート)

ゼネラルマネージャーを務めるイヴァン・バッソが、チームカーの中で叫んでいたのだとしたら、創設者アルベルト・コンタドールはTVの前で叫んでいた。2013年に育成チームとして誕生し、2018年にコンチネンタル登録、そして今年からプロチームに昇格したばかりのエオーロ・コメタは、プロ初年度に初めてのグランツール出場招待状を手にした。さらにはチームにとって初のグランツールステージ優勝さえも、早々とつかみ取った。

「チームなしでは、決してこの素晴らしい成績を手にすることはできなかった。チームに関わる全ての人に感謝したい。もちろんイヴァンとアルベルトにも。僕はゾンコランを勝ったけど、この2人は、それこそ全てを勝ち取ってきた」(フォルトナート)

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