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【ジロ・デ・イタリア2021 レースレポート:第12ステージ】初のグランツール区間勝利で友の胸で男泣き!ヴェンドラーメ「この勝利は、彼のものでもある」
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさかハミルトンにすぐに追いついたヴェンドラーメは、残り2.5km、自らもアタックを試みた。昨ジロでは、ピュアスプリター向けステージで、2度トップ10入りの経験がある。当然、4人の中では、自らがスプリント最速だと理解していた。しかし同時に、2019年ジロ第19ステージで、最終盤のチェーン脱落に泣かされステージ2位で終えた思い出もある。
「あの日のことは忘れられない。あの日も、逃げの中では、僕がスプリント最速だった。でも決して、最後の最後まで、勝利は保証されていないもの。だから可能な限り戦い続けなきゃならないんだ」(ヴェンドラーメ)
アンドレア・ヴェンドラーメ
あらゆる奮闘の果てに、こうしてヴェンドラーメは、ハミルトンとの一騎打ちに持ち込んだ。ラスト1kmは毅然と先頭を走り続け、そのまま先頭でスプリントを切った。一瞬たりとも真横に並ばれることなく、堂々とフィニッシュラインをを先頭で越えた。自らにとって生まれて初めてのグランツール区間勝利をもぎ取り、フランスチームのイタリア人が、AG2Rシトロエンに2021年ワールドツアー1勝目を献上した。フィニッシュエリアでは、共に逃げたブシャールの胸で、喜びの涙を流した。
「ブシャールは遠征時はいつも同室なんだ。僕がチームに加入したとき、真っ先に仲良くしてくれたのが彼だし、僕にとってはチームメートと言うよりは友達、いや、むしろ兄弟みたいなもの。今日も僕がアタックした後は、無線で励まし続けてくれた。すごく嬉しかった。だから、この勝利は、彼のものでもある」(ヴェンドラーメ)
「ついに、僕らは勝った!」と、まるで自らのことのように喜んだブシャール本人もまた、間違いなく今区間の成功者の1人。青ジャージ用ポイントを大量45pt収集し、山岳賞2位以下との差を3ptから48ptへと開いている。
また一騎打ちスプリントで敗れたものの、「勝利を争えたなんてすごくクール!」と楽しげな声で語ったハミルトンの背後では、ベネットとブランビッラが最後まで執拗な睨み合いを続けた。挙げ句の果てには、スプリント中に危険なライン変更を行ったとして、3番目にラインを越えたブランビッラが4位降格処分を受けた。
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