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サイクル ロードレース コラム 2021年5月15日

【ジロ・デ・イタリア2021 第7ステージ結果速報】ゴール手前の急坂を難なくこなしたカレブ・ユアンが圧倒的強さで今大会2勝目、総合勢に変動はなし

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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テクニカルなレイアウトも問題なし、カレブ・ユアン

ノタレスコからテルモリまでアドリア海を望みながら181kmを移動する平坦ステージ。0kmファーストアタックでシモン・ペロー(アンドローニジョカトリ・シデルメク)、ウンベルト・マレンゴ(バルディアーニCSFファイザネ)、マーク・クリスティアン(エオーロ・コメタ)の3選手が飛び出しメイン集団は容認、最初の1時間の平均時速は36.5km/hと、ゆったりとしたペースだった。

キエティに設定された4級山岳をペローが先頭通過、地元凱旋となるジュリオ・チッコーネ(トレック・セガフレード)はメイン集団の先頭で手を振って歓声に応え、応援バナーが幾つも掲げられたダリオ・カタルド(モビスター チーム)の地元凱旋は集団から少し飛び出し沿道からの声援を受けていた。

中間スプリントポイントはマレンゴが先頭通過、メイン集団からペーター・サガンがダニエル・オス(共にボーラ・ハンスグローエ)を連れて抜け出し集団の頭でスプリントポイントを獲得、マリア・チクラミーノ獲りの姿勢をアピール。

海岸線に出ても懸念されていた風は向かい風で特に仕掛けるチームもなく、第2中間スプリントポイントで再びマレンゴが先頭通過。残り距離17kmで逃げていた3選手を吸収し各チーム位置取り争いをしながらフィニッシュ地を目指す。

緊張感が高まる中ユンボ・ヴィスマのトレインが先頭でテルモリ市内へ、横からロット・スーダル、チームDSMも前に出てくる中、クランクコーナーを右に曲がり最大勾配12%の急坂へ。数人が飛び出すもメカトラのヒュー・カーシー(EFエデュケーション・NIPPO)以外は遅れることなく、集団のまま緩い坂を上り続け直角カーブをこなしていく。

ラスト400mでフェルナンド・ガビリア(UAEチームエミレーツ)が早駆けで飛び出すとカレブ・ユアン(ロット・スーダル)とダヴィデ・チモライ(イスラエル・スタートアップネイション)が追いかけ、ガビリアをかわすとそのままフィニッシュラインへ。ユアンは今大会2勝目をあげポイント賞首位へと躍り出た。エーススプリンターの勝利を知ったロット・スーダルのメンバーは横並びガッツポーズでゴールし喜びを見せた。総合勢に変動はなくカーシーも救済されている。

「難しいステージだったけどチームメートのおかげで磐石の体制でスプリント勝負に持ちこめた。最高の位置からスプリントすることができた」ユアン、勝利後インタビュー

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