人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2012年8月27日

ブエルタ・ア・エスパーニャ2012 第9ステージ

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
  • Line

「キャリアの中でも、最も苦しい日々を味わってきた。でも、決して投げ出さなかった。ハードな練習を積んできた。自分を信じることを止めなかった。カウベルフ(世界選手権で使用される激坂)は、モンジュイックよりも難しいし、複雑だ。かなり違うね。それに世界選手権はワンデーレースだし。でもこの勝利のおかげで、自信を強めることができた。さらに調子を高めていくために、ブエルタでもう1ステージ勝ちたい」(フィリップ・ジルベール)

2番目にフィニッシュラインを越えたロドリゲスは、念願のボーナスタイムも手に入れ(8秒)、しかもバルベルデから9秒、コンタドール&フルームからそれぞれ12秒を没収した。総合ではフルームが2位53秒差、コンタドールが3位1分差、バルベルデが4位1分07秒差。つまり休養日の2日後に行われる39.4kmの個人タイムトライアルでは、ロドリゲスはライバルたちから1分程度なら問題なく失うことができるというわけだ。いや、1分半くらいでも、上々だろうか。ちなみに2011年ブエルタ第10ステージのタイムトライアル47kmでは、ロドリゲスはフルームから3分19秒遅れ。2010年ツール第19ステージでは、全長52kmでコンタドールから4分34秒遅れている。

ゴール直後に、選手たちは1200km先の休養先へと向かって、飛行機でバルセロナを後にした。想像以上に加熱した9日間の戦いで、すっかり疲弊した体を、194選手は大西洋岸のビーチサイドで静かに癒す。

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ