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【Cycle*2024 フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】唯一絶対の勝負地「ユイの壁」を4回、誰が真っ先に上り詰めるのか
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すると打倒デゲンコルブとばかりに、FDJ・ビッグマットとレディオシャック・ニッサンが前方へと雪崩れ込んだ。これまでの3度のスプリントチャンスで、4位が2回のナセル・ブアニ(FDJ・ビッグマット)と、2位と5位が1度ずつのダニエーレ・ベンナーティ(レディオシャック・ニッサン)を率いて、猛烈にフィニッシュラインへと突進した。
「最終盤は難しかったね。でも、最終盤だけ。スプリントの前に起こりえるあらゆる事態に対して、しっかり準備ができていたんだ。それに前段階では、ボクは、チームメートの動きだけに集中する。彼らを100パーセント信じているから」(ジョン・デゲンコルブ)
そして、今回もまた、ライバルたちの努力は無駄に終わることになる。ラスト500m。アルゴスの発射台が、リーダーの信頼に応えるかのように、道のど真ん中を競りあがってきた。そして「ブアニがボクらを追い越していくと、すかさずジョンは後ろに飛び乗った(発射台役のクーン・デコルト)」。さらには「ベンナーティの背後に回りこんだ。でもベンナーティがラスト200mで先頭ポジションに立つと、少しスピードを落としたんだ。だから、ボクには選択肢がなかった(デゲンコルプ)」。こうしてデゲンコルブが否応なしにスプリントに持ち込むと、もはや誰1人として先行することも、追い抜くこともできなかった。
全戦全勝。今大会4度目のゴールスプリント機会で、ドイツの若き23歳は、4度目の区間勝利を手に入れた。休養日前に失った緑色のジャージも取り戻した。そのポイント賞ジャージを譲り渡したロドリゲスは、大切な赤色ジャージを守るために、第11ステージの個人タイムトライアルに挑む。
「かなり難しいコースだけど、ボクにとっては悪くないコースだ。もちろんピュアクライマー向けではないけれど、TTスペシャリスト向けでもない。ボクに適しているコースだよ。上手くやれるよう願ってる」
宮本 あさか
みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。
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