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139kmの短いステージで、総合上位の順番は大きく入れ替わった。首位の座を失ったウランは、それでも1分41秒遅れでダントツ2位の座に留まった。エヴァンスは2位から3位の座へ後退。ローランは8位から4位へと大幅なジャンプアップを成功させ、総合首位とのタイム差も4分47秒→3分26秒へと短縮した。ちなみに3位から5位マイカ(3位↓)、6位アール(4位↓)までは、キンタナから3分21秒〜3分34秒差で、つまり15秒差に4選手がひしめいている。またポッツォヴィーボとケルデルマンは1つずつ後退して、それぞれ3分49秒差の7位と4分06秒差の8位。ヘシェダルはトップ10入りを果たし、首位との差を6分44秒→4分16秒に縮めたのはもちろん、表彰台までも55秒差へと近づいた!
オメガファルマのゼネラルマネージャー、ルフェヴェルはゴール後も毒を吐いた。
「何年も前から、開催委員たちは、こんなひどい環境の中で、選手たちを走らせ続けてきた。ホント、虫けら以下の扱いだよ。こんな状況を続けて良い訳がない。命がかかっているんだから。そしてウランは、ここでジロを失った」(ルフェヴェル)
テレビやインターネット上で議論が加熱する中、夜遅く、開催委員会から正式な声明が出された。
「本日のステージ中にチーム監督に伝達されたラジオ無線音源を分析した結果、ジロ・デ・イタリア開催委員長は、レース無線が不正確な情報を伝えていたことを明らかにした。本来の意図は、ステルヴィオの下りの最初のゾーン(最初の6つのヘアピンカーブ、約1500m)で、選手たちの安全を確保することであった。ただしレース無線もジロ開催委員会も、下りのいずれかのゾーンでニュートラリゼーションが行われる可能性があるとは、一切口にしていない」
宮本 あさか
みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。
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