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総合優勝を目論む2人、バルベルデとキンタナは、もちろん総合首位とゼロ秒差で並んでいる。びっくりするほど大人数で、とてつもなく豪華で、かつ多くがなんらかの「リベンジ」に燃えているライバルたちはといえば、11秒差リゴベルト・ウラン、19秒差アルベルト・コンタドールとウィルコ・ケルデルマン、ロベルト・ヘーシンク、21秒差サムエル・サンチェスとカデル・エヴァンス、27秒差クリス・フルーム、30秒差ファビオ・アールとユルヘン・ヴァンデンブロック、33秒差カルロス・ベタンクール、38秒差ホアキン・ロドリゲス、41秒差アンドリュー・タランスキーとダニエル・マーティン、51秒差ダニ・ナバロ、1分34秒差ティボー・ピノ……という順列になっている。
もちろんツール第10ステージで右脛骨を骨折したコンタドールにとっては、決して悪くない滑り出しだった。「良い結果だと思うよ。チームメートの隊列についていくことが出来て嬉しいし、なにより膝も痛まなかった」(個人プレスリリースより)と本人も満足している。フルームはツール前1回、ツール中3回(+左手首骨折+右掌骨折)、2日前1回の落車で慎重になっていたのかもしれない。ガーミンのマーティンは、無傷で2日目を迎えられることに、おそらくほっとしているに違いない(ジロは初日チームTTで落車リタイア)。またツール総合3位のピノは、今回は総合リーダーの座はケニー・エリッソンド(45秒遅れ)に譲り、もっぱら区間勝利狙いだそうだから、タイム損失は関係ないようだ。
そもそも区間上位3名に10、6、4秒の、中間ポイント上位通過3名に3、2、1秒のボーナスタイムが与えられる。ボーナスタイムの一切ないツール・ド・フランスとは違って、ブエルタにはタイム差縮小のチャンスが毎日やってくる。だららこそ、6秒差のペテル・サガンとマイケル・マシューズや、12秒差のジョン・デゲンコルプ等々が、第2ステージ終了後に赤いジャージを着ている可能性は大いにあるのだ。
宮本 あさか
みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。
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