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サイクル ロードレース コラム 2014年8月29日

ブエルタ・ア・エスパーニャ2014 第6ステージ レースレポート

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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「モヴィスターこそ倒すべきチーム!ロドリゲスは調子がいいようだし、コンタドールには感銘させられた。キンタナはもう少しいいんじゃないかな、と予想していたんだけど。でも、距離の長い峠では、間違いなく上げてくるはずだ。僕自身は満足している。タイムを失わなかったし、チームがファンタスティックな仕事をしてくれたから」(フルーム、大会公式リリースより)

「フルームとバルベルデと同タイムの3位でゴールできたなんで、僕にとっては、まさに勝利に等しい。膝は時々痛むけど、このまま持ってくれるよう、祈ってる。まだ調子は完全じゃないけれど、日に日に上がっていくはずだ。うん、この先は、間違いなく、チャンスがあればアタックするさ」(コンタドール、大会公式リリースより)

バルベルデにとっては、祖国のグランツールで区間8勝目。ボーナスタイムも10秒手に入れ、マイヨ・ロホを身にまとった。第2ステージ後には、思いがけず赤ジャージを着てしまい、ひどく居心地の悪い思いをしたが、今回は取るべくして総合首位の座を取った。

「僕にとって、チームリーダーはあくまでもナイロ。ナイロがこの先調子をどんどん上げていくだろうと、心の底から信じている。だからといって、自分のチャンスを排除してしまうつもりもない。もし、この先も調子がよければ、あと何度かは区間勝利を狙いにいく。最も大切なのは、僕ら2人のうちどちらかが、大会を制すること」(バルベルデ、チーム公式HPより)

そのキンタナは、15秒遅れで総合2位につける。ちなみに、今ジロでは、大会2週目の終わりまでは「風邪を引いて調子が悪い」と繰り返していた。一時はウランから3分45秒もの遅れを喫していたことを、どの選手も忘れてはいないはずだ。またコンタドールは総合3位・18秒差、フルームは4位・22秒差に駆け上がった。チームメートの奮闘のおかげで、チャベスは総合5位・41秒差。そのすぐ背後にロドリゲスが6位・45秒で控える。総合8位までが1分差以内に詰めている。

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

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