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「彼があれほどパワフルなアタックを、タイミング良く決められたことを、すごく嬉しく思うよ。ブエルタの区間優勝というのは、本当に大きなものだからね。それに、僕らにとっては、パーフェクトだった。ライバルたちにボーナスタイムを取られないよう、ずっと状況をコントロールしてきたからね」(コンタドール、チーム公式リリースより)
昨シーズンからコフィディスでリーダーとして新たな人生を歩み始めたナバーロは、31歳にして、生まれて初めてのグランツール勝利を手に入れた。ブエルタの大会スポンサーでもあるコフィディスにとっては、2011年ダヴィド・モンクティエ以来となる区間勝利だった。
「大きな勝利だよ。だって非常にレベルの高いレースで勝ち取った勝利だから。もしかしたら、史上かつてないほどハイレベルなブエルタで、手に入れた勝利だから!大いに満足しているし、誇らしくもある。この先の目標は、総合トップ10圏内でサンティアゴ・デ・コンポステーラにたどり着くこと」(ナバーロ、大会公式記者会見より)
ナバーロの総合順位は前日と変わらず12位のままだが、タイムに関しては、総合10位との差を35秒→20秒へと一気に縮めた。また総合トップ10圏内では、8位ウィナー・アナコナが15秒タイムを失った以外、タイムにも順位にも変動はなかった。
さて、気になる「上れるスプリンター」たちの結末は?マシューズは息も絶え絶えに、34秒遅れでフィニッシュラインへとたどり着いた。前日の勝者ジョン・デゲンコルブは、最初から勝負には加わらなかった。「僕にはちょっときつすぎた。ホント、もっとスプリントの機会が欲しいよ……」(大会公式リリース)と嘆くイェンス・デブシェールは、20秒遅れだった。
そして、ブアニは……、区間5位という驚異的な成績をたたき出した!つまりバルベルデの1つ後ろで、コンタドールやフルームよりも前でフィニッシュラインを越えたことになる。前日、落車のせいで取れなかった緑ジャージ用ポイントも、12pt手に入れた。
「アシストが1人もいなくなったから、とにかく、周りの選手に張り付いていくしかなかった。最後にもう一押しするための、あと1人が足りなかった。もちろん、チームのみんなは追走のために大いに働いてくれたから、最後まで残れなかったのは当然なんだ。たいした問題じゃないさ。また別の日に勝てばいいだけ。とにかく、これほど厳しい上りだとは、予測していなかった。15%の上りだろう?本当にきつかった。いやいや、でも、これはほんの短い上りだからね。僕はあくまでもスプリンター。職種を変える気はないさ」(ブアニ、ゴール後インタビューより)
宮本 あさか
みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。
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