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【Cycle*2024 フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】唯一絶対の勝負地「ユイの壁」を4回、誰が真っ先に上り詰めるのか
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「ステージ直前に、監督のマシュー・ホワイトが、一番にフィニッシュを超えるのは僕だと指示を出した。そしておそらく、明日は、スプリントステージになるだろう。だからマイケル・マシューズがジャージを手にするチャンスが大きい。それから、山岳ステージに入ったら、ウィーニングやチャベスがいる。こうやって、何日間か、チーム内でジャージを守っていくことが目標だ」
昨大会は6日間マリア・ローザを守ったマシューズは、今年は新人賞マリア・ビアンカでのスタートとなった。
総合争いの面々では、優勝大本命のアルベルト・コンタドールが、ライバルたちから早くもアドバンテージを奪った。全22チーム中20番目の出走で、他チームのタイムを参考に、ティンコフ・サクソはオリカ・グリーンエッジから7秒遅れの19分33秒を記録した。夕方に入り、徐々に強まっていった向かい風をものともせずに。
なにより4番目に出走し、9人全員でゴールし、長時間にわたって暫定1位をキープし続けたアスタナを6秒(3位)上回った。エティックス・クイックステップにも12秒(4位)リードを奪った。つまり優勝争いのライバルであるファビオ・アルに6秒差、リゴベルト・ウランに12秒差を早くもつけたことになる。
「結果に満足している。特に、あらゆるライバルたちから、タイムを奪うことが出来たから。優勝候補たちとのタイム差は決して大きくはない。それでも、前につけているというのは、いつだって、いいことなんだ」(コンタドール、チームリリースより)
もう1人の優勝候補リッチー・ポートはというと、コンタドールから20秒、アールから14秒、ウランから8秒も失ってしまった。ゴール直後は苛立ちを隠せなかったものの、前向きなコメントを残している。幸いにも、逆転のチャンスは、20日間残っている。
「タイムロスは理想的な結果ではないけれど、世界の終わりではない。レースはようやく始まったばかり。僕は元気いっぱいで大会に乗り込んできた。闘い続ける準備は出来ている」(ポート、チームHPより)
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