人気ランキング
-
サイクル ロードレース コラム
【Cycle*2024 フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】唯一絶対の勝負地「ユイの壁」を4回、誰が真っ先に上り詰めるのか
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
【Cycle*2021 ミラノ〜サンレモ:プレビュー】王者ファンアールトの前に立ち塞がるアラフィリップと宿敵マチュー。超人達がシーズン最初のモニュメントタイトルを奪い合う!
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか愛称通り「スプリンターズクラシック」になるか、それともパンチャーやクライマーが事を有利に運ぶかどうかの鍵は、最終盤の2つの上りが握る。それが残り21.6kmのチプレッサ(登坂距離5.6km、平均勾配4.1%、最大9%)であり、そして残り6.5kmではおなじみポッジオ(3.7km、3.7%、8%)。
たしかに上りの難度こそ高くはなく、近年はむしろダウンヒル特攻へ向けた重要な駆け引きの場だ。なにしろ下りはまさしくチキンレース。2018年大会ではポッジオでの爆発的なアタックの後、クレイジーなダウンヒルでヴィンチェンツォ・ニバリが「0秒差」の逃げ切りを決めているし、昨2020年は上りでジュリアン・アラフィリップに引き離されながらも、ワウト・ファンアールトが持ち前の巧みな下りテクニックで追いつき、そのまま一騎打ちスプリントを制した。
クラシックの中のクラシック、「クラシチッシマ」との別名も誇る今大会を、史上最強の自転車王エディ・メルクスは計7度も勝ち取ったが、現役の中で2度勝った選手はいない。最後に複数勝利を挙げたのはオスカル・フレイレ(2004、2007、2010年)で、最後の連覇はエリック・ツァベルの2000・2001年に遡る。それだけ「勝ちパターン」に持ち込むのが難しいレースということなのかもしれない。
ディフェンディングチャンピオンのファンアールトは、ティレーノ〜アドリアティコ区間2勝&総合2位の絶好調の脚で、果たして20年ぶりのサンレモ連覇を成し遂げられるだろうか。
サンレモの極意に近づいた男
最大のライバルに挙げられるのが、現時点では最もサンレモの極意に近づいた男、過去4度出場・優勝1回・表彰台2回のアラフィリップ。そして、もちろん、少年時代からの宿敵マチュー・ファンデルプールだ。
三つ巴の戦いでファンアールトが警戒すべきは、まずはウルフパックの凄まじいチーム力。もしもスプリントにもつれ込んだ場合、今季絶好調のサム・ベネットとダヴィデ・バッレリーニの2人が控えているのも、アラフィリップにとっては有利だ。
あわせて読みたい
-
サイクル ロードレース コラム
【Cycle*2024 フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】唯一絶対の勝負地「ユイの壁」を4回、誰が真っ先に上り詰めるのか
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
4月7日 午後6:05〜
-
3月31日 午後4:55〜
-
4月17日 午後7:45〜
-
4月6日 午後10:15〜
-
3月16日 午後9:30〜
-
Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ 第6ステージ
3月23日 午後10:30〜
-
4月1日 午後7:00〜
-
Cycle*2024 ラ・フレーシュ・ワロンヌ フェミニーヌ
4月17日 午後11:55〜
J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!