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サイクル ロードレース コラム 2021年3月2日

変則的なオフシーズンを経て五輪イヤーを迎える新城幸也「楽しみしかない」

サイクルロードレースレポート by 辻 啓
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新城選手

パンデミックに伴う変則的なオフシーズンだが、逆に日本の様々なテレビ番組に出演するなど「今年だからこそできること」を新城はこなしてきた。「イベントもなく、外食に出かけることもなく、自宅にいる時間も長くて、その分お取り寄せを注文したりして。日本は便利な国だと改めて思いました。よくヨーロッパの人が『日本はすごい』と言っている気持ちがよくわかりました(笑)」

さらに「4年ぶりに実家に帰ることができました。しかも2泊3日とかではなく1週間も」と笑顔を浮かべる。「ヨーロッパから帰国して2週間の隔離を経てすぐ、誰にも会うことなく石垣島に飛びました。もちろんウイルスを持ち込みたくないので(陰性が確認されている)今なら大丈夫だということで帰省したんです」。ちなみに、ヨーロッパ渡航前後やキャンプ中を含めて、すでに新城は今年に入ってから5回PCR検査を受けている(すべて陰性)。

3月に再び渡欧してシーズンインする新城は「まだ不確定な部分が多いのでどのレースに出るのか具体的には言えないんですが」と前置きしてこう続ける「昨年の走りをしっかり評価してもらい、良いレースプログラムをもらいました。オリンピック出場の内定が決まってから、そこに向けたスケジュールが組まれています」。

新城は増田成幸(宇都宮ブリッツェン)とともに日本代表として7月24日に東京オリンピック男子ロードレースのスタートラインに立つ。「オリンピックは約250kmの長丁場で、なおかつ最後にきつい三国峠が待っている。もちろん富士山で遅れないという前提があるんですけど、三国峠でしっかり力を出すのが一番大事。登れる身体を作ることをずっと考えています。もともと登りが得意な選手ではないので、ヨーロッパで登りが多い環境に身を置くことも考えています」。新城はキャリア初期から長年フランスを拠点に活動してきたが、登坂力強化を見据えて拠点を移すことも検討しているという。

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