人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2021年3月2日

変則的なオフシーズンを経て五輪イヤーを迎える新城幸也「楽しみしかない」

サイクルロードレースレポート by 辻 啓
  • Line

新城選手

2021年、バーレーン・ヴィクトリアスはマーク・カヴェンディッシュやエンリコ・バッタリーンといったベテランを放出し、新たに27歳ジャック・ヘイグ、24歳ジーノ・マーダー、20歳アフメド・マダン、20歳ジョナサン・ミランを獲得。グランツールからクラシックまで、幅広く活躍できる選手層の厚さを誇る。

「グランツールではミケル・ランダに(総合表彰台の)可能性があるので、彼を中心にしたメンバーが組まれます。彼はジロ・デ・イタリアに出場予定で、さらにツール・ド・フランスに出場する可能性もある。とは言っても総合成績だけを狙うチームではなく、フィル・バウハウスがエーススプリンターで、マルセル・シーベルグやハインリッヒ・ハウッスラー、マルコ・ハラー、マテイ・モホリッチといったクラシックを走れる選手もいる。仮にランダの予定が変わっても、他にもいくつもプランは用意されています。あと、若いイタリア人のジョナサン・ミランはフィリッポ・ガンナみたいに大きくて、トラックでも成績を残していて、キャンプの時点で『いい選手が入ってきたよ』と話題になっていました。今まで以上にいろんな可能性を追求できるチームになってきている」。

インタビューで新城が繰り返したのは「チームの雰囲気の良さ」だった。「経験豊富な選手も揃っているし、5年かけていいチームになってきています。キャンプの雰囲気も良くて、『誰かの誰かのためのチーム』のような雰囲気もないです。確かに一番年上のシーベルグが一番喋るものの、ランダの意見がすべて通るわけでもなく、『誰かがまとめているチーム』でもない。隔たりなくて仲も良く、スタッフを含めてみんなで良いチームを作っている感じ」。そんなバーレーン・ヴィクトリアスは、シーズン初戦のツール・ド・ラ・プロヴァンスでワウト・プールスが総合4位、新加入ジャック・ヘイグが総合7位。バウハウスがスプリントでチームにシーズン初勝利をもたらし、上々のシーズンスタートを切ったと言える。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ