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【ブエルタ・ア・エスパーニャ2020 レースレポート:第13ステージ】悪夢を拭い去る好走で今大会4勝目!ログリッチ「この先も集中し続けなきゃならない」
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさかマイヨ・ロホを取り返したプリモシュ・ログリッチ
1ヶ月半前にフランスで見た悪夢をきれいさっぱり葬り去り、プリモシュ・ログリッチが得意種目で好走を見せた。区間4勝目をさらい取り、リチャル・カラパスからマイヨ・ロホも奪い返した。戦況は総合35秒以内に上位4人が並ぶ混沌から、47秒以内での3人の競り合いへと変化した。大会は残り5日。2020年ブエルタ・ア・エスパーニャの総合優勝争いは、いまだ大きく開かれている。
「素敵だね。最高の1日だよ。今日は自分をすごく強く感じた。自分でも驚いたほど。だってもっと苦むに違いないと思ってたから」(ログリッチ)
ほっとする知らせと共に大会最終週は幕を明けた。大会2回目の休息日に行われたPCR検査で、選手151人を含むチーム・大会関係者681人全員が陰性と判定されたのだ。おかげで参加22チームは1つも脱落することなく、マドリードまで旅を続けることができる。
全長33.7kmの個人タイムトライアルのフィニッシュ地には、3級山岳ポイントが燦然と輝いていた。「平地だけで僕にとっては完璧なのに」と区間21位で終えたハリー・タンフィールドが嘆いたように、つまり31.9kmのほぼ完全なる「平地」の先には、1.8km・平均勾配14%の「壁」があった。
自ずと関心は各選手・チームの作戦に集まった。2種類の全くタイプの異なるコースの合わせ技を、果たしてどう攻略すべきか。自転車を変えるか、それとも変えずに突っ走るか。
たとえば9番スタートで真っ先に好タイムを叩き出したアレクサンダー・エドモンソン(区間18位)や、ベストの調子であれば間違いなく区間優勝候補に上げられたはずのクリス・フルーム(区間86位)は、最初から最後までTTバイクで走り通した。
一方で大多数の選手は自転車交換を選んだ。大会側も最終坂の麓に「自転車交換ゾーン」を設置した。この場所に限って、チームスタッフがコース上で代替自転車と共に待つことが許可された。また全長50mのゾーン上限の白線まで、スタッフがサドルを押すことも認められた。ステージ前の下見時には、多くのチームが現場で交換練習を行った。
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