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サイクル ロードレース コラム 2020年10月31日

【ブエルタ・ア・エスパーニャ2020 第10ステージ結果速報】ゴール前の勾配でスプリンターは脱落、ログリッチが駆け上り今大会3勝目で総合首位へ返り咲き

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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ポイント賞
1 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア/チーム ユンボ・ヴィズマ)129 pts
2 リチャル・カラパス(エクアドル/イネオス グレナディアーズ)83 pts
3 ダニエル・マーティン(アイルランド/イスラエル・スタートアップネイション)82 pts

山岳賞
1 ギヨーム・マルタン(フランス/コフィディス)27 pts
2 セップ・クス(アメリカ/チーム ユンボ・ヴィズマ)24 pts
3 リチャル・カラパス(エクアドル/イネオス グレナディアーズ)24 pts

ヤングライダー賞
1 エンリク・マス(スペイン/モビスター チーム)in 40h 27' 09''
2 ダヴィ・ゴデュ(フランス/グルパマ・エフデジ)+ 00h 04' 21''
3 アレクサンドル・ウラソフ(ロシア/アスタナ プロチーム)+ 00h 04' 58''

チーム総合順位
1 モビスター チーム(スペイン)in 121h 25' 21''
2 チーム ユンボ・ヴィズマ(オランダ)+ 00h 05' 57''
3 アスタナ プロチーム(カザフスタン)+ 00h 12' 43''

ステージ敢闘賞
215 アレックス・モレナール(オランダ/ブルゴスBH)

第10ステージのリタイア
なし

コースマップ

第11ステージ 10月31日(土)午後8:10 - 深夜2:00 /J SPORTS 4
[区間] ビリャビシオサ>アルト・デ・ラ・ファラポナ、ラゴス・デ・ソミエド 170km(山岳)/2日連続の難関山頂フィニッシュ

■コースの特徴
絶対に失敗できない週末。2日連続の難関山頂フィニッシュで、2020年最後のグランツール総合争いは大きく前進する。そして2日目=第12ステージの目玉がアングリル山頂フィニッシュなら、この第11ステージの恐ろしさは、わずか170kmのコースで、累計獲得標高が今大会最高の4684mに達すること。

スタートと同時に道は上り始める。まずは足慣らしの3級峠。その後も小さな起伏をいくつも越える。真の勝負は43km地点から。そこからなんと1級峠を立て続けに4つ越える。

順番に1級コリャドナ峠(残り114km地点、登坂距離7km、平均勾配6.5%、最大10.8%)、1級コベルトリア峠(残り74.8km、9.8km、9%、13%)、1級サン・ロレンソ峠(残り34km、10km、8.6%、13%)、そして1級ファラポナ峠(フィニッシュ、16.5km、6.2%、12.5%)。フィニッシュの1級峠は過去2回登場し、特に2014年大会はコベルトリア以降は今年と完全に同じ道を進んだ。

6年前はサン・ロレンソ峠の上りから、スカイ(現イネオス)が恐るべき列車を走らせた。最終峠の残り4.5kmではクリス・フルームがアタック。唯一マイヨ・ロホ姿のアルベルト・コンタドールだけが反応できた。そしてライバルにさんざん前を引かせた「エル・ピストレロ」は、残り800mで加速すると、山頂で例のごとくバキューンとぶっ放した……!

スカイが攻撃を始めたのは、サン・ロレンソの終盤4kmに渡る勾配10.5%超ゾーン。そしてフルームがアタックに転じたのは、細かい上がり下がりのあるうねうねとした最終峠の勾配が、まさに9.5%に跳ね上がるタイミングだった。さらにその後は残り500mまで、延々勾配は10〜12%台で移行する。つまりコンタドールは、とびきりきついパートの最終盤で、ライバルを置き去りにしたというわけだ。

高低差図

コースの特徴:宮本あさか

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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