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サイクル ロードレース コラム 2020年10月28日

【ブエルタ・ア・エスパーニャ2020 レースレポート:第7ステージ】失意の後には、必ず歓喜がウッズのもとにやって来る。マイケル・ウッズ「僕にとっては最高の報いがもたらされた」

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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「今日はかなりエネルギーを使う羽目になったけど、状況を上手くコントロールできたと思う。冷静さを失わぬよう努力したし、最終盤の地形がそれほど危険ではないことも分かっていた。最終的には悪くないタイム差で終えることができたと思うよ」(カラパス)

イネオスの努力の甲斐あり総合首位カラパス以下、総合8位まで一切の変動はなかった。バルベルデが総合10位から9位へとほんの1つだけ順位を上げ、タイムも3分差から2分03秒差へと縮めた。ベネットとニエベも揃って3つずつ順位を上げ、それぞれ総合10位2分39秒差と11位2分45秒差につける。

「ツールのときより積極的に動こうと努力してる。だから今日もチームが攻撃的に戦った点には満足してる。なにより今日のステージが(イネオスに)どんな影響を与えるか、見ていこうじゃないか」(ログリッチ)

「明日のモンカルビーリョは厳しいフィニッシュだ。そしてイネオスは1度目の上りからかなりハードに仕事をしたから、かなり体力を消耗しているはず」(マス)

また3区間連続で逃げながら、2位→6位→5位とやはり勝てなかったマルタンだが、山岳ジャージは手に入れた。コフィディスにとっても2008年以来5回勝ち取ってきた愛着のあるシャツだけに、「できる限り守りたい……できればマドリードまで!」と新たな目標に意欲を燃やす。また休息日明け早々に3選手が大会を去った。中でも激しい落車で沿道に放り出されたジェイ・マッカーシーは、右膝の痛みを訴えているが、幸いにも骨折等はなかった。

文:宮本あさか

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

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