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サイクル ロードレース コラム 2020年10月2日

【Cycle*2020 リエージュ~バストーニュ~リエージュ:プレビュー】2020年に狙うべき最後のワンデービッグタイトル!アラフィリップ、ポガチャル、ログリッチ、ポートが勢揃い!

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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2019年大会覇者ヤコブ・フルサン

2019年大会でフィニッシュするヤコブ・フルサン

いつもなら春のクラシック月間のトリを飾る。1892年に誕生した最古のモニュメント「ラ・ドワイエンヌ(最古参)」にふさわしい、大切な立場を任されている。ただし新型コロナウイルスの影響でカレンダーが大きく書き換えられた今年、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュの役割は少々異なる。

予期せずして、アルデンヌクラシックの最終戦となった。本来ならば6日後にアムステル・ゴールドレースが予定されていた。しかし政府が新たに打ち出した対コロナ措置により、残念ながら9月30日に中止に追い込まれてしまった。この先はもはや石畳大戦か、いわゆる「スプリンターズ」しか残されていない。もちろん本来ならアルデンヌ前哨戦であるはずのブラバンツパイル(プロシリーズ)が、直後の水曜日に開催されるが、格の違いは否めない。またジュリアン・アラフィリップのように、石畳の激坂戦ツール・デ・フランドルに足を伸ばす起伏巧者もいなくはないが、あくまでも挑戦者にすぎない。しかも例年シーズンの大トリであるはずのイル・ロンバルディアは、今年は「落ち葉のクラシック」の立場を放棄して、8月にさっさと済ませてしまった。

純粋なるパンチャーやクライマーにとって、つまりリエージュは、2020年に狙うべき最後のワンデービッグタイトルなのだ。

道はリエージュから南下し、バストーニュで折り返すと、北上して再びリエージュを目指す。全長257kmのコースは、だたひたすら無数のアップダウンの繰り返し。中でも大きな名のある上りは全部で11。特に最終100kmに9つの上りが立て続けに登場する。

最初の大きなセレクションが起こるのは、やはり山頂にエディ・メルクスの石碑が立つストクー(残り79km、登坂距離1km、平均勾配12.9%)とオート・ルヴェ(残り73km、登坂距離3km、平均勾配5.9%、序盤500mは9.6%)の連続登坂だろうか。伝統の勝負坂ラ・ルドゥットは残り36km地点(2.1km、8.5%、中盤に500mの13%ゾーンあり)で、昨大会5年ぶりに復活したフォルジュは残り24km(1.3km、7.8%)で、戦いの激化を煽る。

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