人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
【Cycle*2020 フレッシュ・ワロンヌ:プレビュー】マイヨ・ジョーヌのタデイ・ポガチャルやリッチー・ポートも参戦予定!激坂合戦を制するのは誰だ!?
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさかフレッシュ・ワロンヌ
ユイの壁はいつだってそこにある。全長1.3km、平均勾配9.6%、最大勾配26%。クラシック屈指の激坂が、変わらず道の果てに立ちはだかる。しかも3度も。
ただし2020年に限っては、その装いは、ほんの少し異なる。いつもなら春の美しき緑が萌えるアルデンヌの丘陵地帯も、今大会は、すっかり秋模様。新型コロナウイルスの影響によるシーズン中断により、4月22日(水)から9月30日(水)へと日程が変更された。つまり、いつもなら「落ち葉のクラシック」が行われる前後であり..冷たい長雨が降り続く季節でもある!
大会へと向かう流れだって、当然、違うのだ。例年ならたいていの選手が、3月上旬からパリ〜ニースやティレーノ〜アドリアティコ、もしくはカタルーニャ一周かバスク一周やら1週間ほどのステージレースを2つほど脚に蓄えた後に、アルデンヌクラシック3連戦へ軽やかに乗り込んでくるものだ。ところが今回は、むしろツール・ド・フランスで3週間の激闘をくぐり抜けた選手たちが、スタートラインに並ぶ。
9月27日現在の出場リストによれば、なんとマイヨ・ジョーヌほやほやのタデイ・ポガチャルを筆頭に、ツール総合トップ10のうち8人(リッチー・ポート、ミケル・ランダ、ミゲルアンヘル・ロペス、トム・デュムラン、リゴベルト・ウラン、アダム・イェーツ、ダミアーノ・カルーゾ)が、壁よじ登り合戦に乗り込んでくるらしい。さらにはスーパー敢闘賞のマルク・ヒルシや、区間勝利でにぎわせたダニエル・マルティネスやレナード・ケムナ、ミハウ・クフィアトコフスキもやってくる。
そもそも大会前の日曜日に行われたのは、いつものアムステル・ゴールドレースではない。世界選手権である!
つまり2020年のフレッシュ・ワロンヌは、起伏→石畳といつもとは逆順で進む秋のクラシック月間の初戦であり、なにより世界チャンピオンの証「アルカンシェル(=虹)」を初めてお披露目する場になるはずだった。なにを隠そう、新世界王者こそ、今大会2連覇中のジュリアン・アラフィリップなのだから。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
4月17日 午後7:45〜
-
4月21日 午後7:30〜
-
Cycle*2024 ラ・フレーシュ・ワロンヌ フェミニーヌ
4月17日 午後11:55〜
-
Cycle*2024 リエージュ~バストーニュ~リエージュ ファム
4月21日 午後11:55〜
-
4月7日 午後6:05〜
-
3月31日 午後4:55〜
-
Cycle*2024 月チャリ~#jspocycle NEWS~ (04/22)
4月22日 午後7:00〜
-
J SPORTSオンラインショップ インフォメーション #1
4月19日 午後5:30〜
J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!