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【宮本あさかのツール2020 レースレポート】三つ巴のマイヨ・ヴェール争奪戦に「王手」をかけたサム・ベネット「ライバルたちがあまりに強すぎて、僕はこうするしかないんだ」 / 第19ステージ
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか別名「クレルモンフェランのTGV」、つまりフランスが世界に誇る高速列車は、強い追い風に押され序盤1時間を50.96kmというハイスピードで駆け抜けた。フランス個人TTチャンピオンにとっては、ちょうど1週間後に行われる世界選手権個人タイムトライアルに向けて、最適な独走トレーニングになったに違いない。もちろん中間スプリントを首位通過し、すでに11日間も緑を着ている仲間のサム・ベネットのために、ポイントを潰す任務も忘れない。
「最初の2時間は平坦だったし調子よく走れたけれど、その後やっぱり起伏が始まると、ひとりでは難しかった。あと2、3人一緒に前に行ってくれたら、もうちょっと長く逃げられたんだろうけど。それでも前で素敵な1日を過ごせたよ。それが一番大切なこと」(カヴァニャ)
平和な時間は、突如として終わりを告げる。残り52km、ブノワ・コヌフロワのアタックで、プロトンが目を覚ました。そこまで平坦だった道は、今や起伏とうねりを帯びていた。めくるめく終盤戦の始まりだった。
ピエール・ローランがすかさず後輪に飛び乗る。前夜チームメートの区間勝利を祝ったルーク・ロウも、追いついてきた。直後の中間ポイントは特に争わず3人は走り抜けたが、メイン集団内ではポイント賞上位3人がいま一度、熾烈な中間スプリントを繰り広げた。いつも通りに発射台からサム・ベネットが先頭で解き放たれ(5位11pt)、ようやくサガンは発射台ミケル・モルコフの2番通過を遮り、自らが次点に入った(6位10pt)。モルコフの罠にはまったのは今回はマッテオ・トレンティンで、8位8ptに甘んじた。
コヌフロワ3人組はカヴァニャを捕らえ、そのままさらに突進を続ける。中間スプリントの勢いを利用して、マイヨ・ヴェール候補3人組を含む6人の逃げ集団さえでき上がった。すると後方では、チームサンウェブがスピードを上げ、抜け駆けを許さない。残り44km、スプリンター連中は、一旦メイン集団へと後退する。
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