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サイクル ロードレース コラム 2020年9月18日

【ツール・ド・フランス2020 第18ステージ結果速報】イネオスがチームの意地を見せる、クフィアトコフスキがツール初区間優勝でカラパスと肩組みフィニッシュ

ツール・ド・フランス by J SPORTS 編集部
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カラパスとクフィアトコフスキ

チームの意地を見せたカラパスとクフィアトコフスキ

アルプス最終日は累計獲得標高は4000m、5つの峠をのぼる難関ステージ。スタートから14km地点にある中間スプリントポイントのため、ポイント賞首位のサム・ベネット(ドゥクーニンク・クイックステップ)、次点ペーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)、マッテオ・トレンティン(CCCチーム)を含む32名が飛び出し、ベネット、トレンティン、サガンの順で通過。ポイント賞は52ポイント差へひらいた。

1級ロズランでは山岳賞ジャージを狙うリチャル・カラパス(イネオス グレナディアーズ)とマルク・ヒルシ(チームサンウェブ)が飛び出し、ヒルシが山頂を先頭通過。追走からジャンプアップしたミハウ・クフィアトコフスキ(イネオス グレナディアーズ)、ペリョ・ビルバオ(チーム バーレーン・マクラーレン)、ニコラ・エデ(コフィディス)が合流し先頭5人で先を急ぐ、14名の追走が30秒後方に、メイン集団はチーム ユンボ・ヴィズマのコントロール下で3分半後方に続く。

2級セジーでエデがついていけなくなり、山頂をヒルシが連続で先頭通過し下りで単独落車、傷だらけの状態で先頭グループを追いかけるもタイム差は開いていき、山岳賞レースからは脱落。しかし今大会3度目の敢闘賞を獲得している。

その後はカラパスが順調に山岳ポイントを集め、超級プラトー・デ・グリエールで山岳賞首位へと躍り出た。ビルバオを上りで振り切ったカラパスとクフィアトコフスキは2人でフィニッシュ地を目指す。ミケル・ランダがワウト・プールス(共にチーム バーレーン・マクラーレン)が総合順位を上げるためメイン集団から抜け出し、リゴベルト・ウラン(EFプロサイクリング)が遅れ始め、山頂手前でタデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)が山岳ポイントためのアタック、さらに未舗装区間でもペースアップをはかり、リッチー・ポートが前輪のパンクで取り残された。

さらにプリモシュ・ログリッチ(チーム ユンボ・ヴィズマ)が加速するも、下りで集団はランダを含め一つに戻った。メカトラで30秒ほど遅れていたポートも仕事を終えて下がっていたトム・デュムランとワウト・ファンアールト(共にチーム ユンボ・ヴィズマ)がメイン集団まで引き上げた。

カラパスとクフィアトコフスキがメイン集団に対し3分のタイムギャップを持ってフラムルージュをくぐり、2人で肩を組んで互いの、チームの健闘を讃えながらフィニッシュラインへ。総合狙いで本大会に参加したイネオスはシフトチェンジしたあとで、区間勝利と山岳賞首位と盤石な強さを見せた。

1分51秒後にファンアールトがスプリントで他者を圧倒し3着でボーナスタイムを潰すことに成功、その2秒後にログリッチとポガチャルが同タイムフィニッシュ。1秒遅れてポート、ランダ、エンリク・マス(モビスター チーム)がフィニッシュ。総合5位のアダム・イェーツ(ミッチェルトン・スコット)と6位のウランと順位を入れ替えた。

「チーム全体とリチャルに感謝している。忘れることのない素晴らしい日になった、ラスト1kmは鳥肌が止まらなかった、ここ数日の頑張りが重なりがあった勝利」(クフィアトコフスキ、勝利後インタビュー)

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