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サイクル ロードレース コラム 2020年9月17日

【宮本あさかのツール2020 レースレポート】2位ポガチャルを突き放したマイヨ・ジョーヌ「この差で足りるとは思わないよ。まだ厳しいステージが残っている」 /  第17ステージ

ツール・ド・フランス by 宮本 あさか
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「全力は尽くしたよ。たしかにロペスとログリッチの両方からタイムを失ってしまった。でもそんなに悪い1日でもなかったし、体調が悪いわけでもなかったんだ……」(ポガチャル)

ロペスはそのまま山頂まで突っ走った。すでにブエルタを4度、ジロを2度走り、いずれも総合3位を経験してきた26歳が、生まれて初めてのツール・ド・フランスで、初めての区間勝利を手に入れた。また同胞ウランを表彰台から突き落とし、自らが3位の座にまんまと収まった。

ロペスの15秒後にログリッチがライン通過。そのさらに15秒後に、ポガチャルが少々苦しかった1日を終えた。もちろん上位3名にはボーナスタイム(10、6、4秒)も配分され、つまり総合上位2人の差は、前日までの40秒から、57秒に開いたことになる。

「この差で足りるとは思わないよ。まだ厳しいステージが残っている。どんなにリードがあっても十分ではないし、常にもっと開きたいと願うものなんだ。ただどんな新たなアドバンテージだってありがたい。ステージ前の自分の立ち位置に満足していたけど、今の立ち位置の方がもっと満足してる」(ログリッチ)

ロズ峠の最後の6kmで、総合トップ10の様相も大きく様変わりした。ウランは3位から6位に陥落し、その6位からポートは4位へ浮上。2016年ツールの総合5位が過去最高成績のポートにとって、表彰台までの距離は1分39秒ある。また5位イェーツ、7位ランダ、8位マス、9位トム・デュムランは、順位こそ変わらないものの、区間上位3名=総合上位3名とのタイム差は大きく開いた。

山頂のフィニッシュ地にフランス共和国大統領が訪れたこの日、残念ながらフランス人で表彰台に上がったのは、敢闘賞アラフィリップだけだった。それでも大統領は「フランス選手が誇らしい」と語り、また「開催委員会、全選手、自治体の感染対策」を称賛した。

「ウイルスと共存するためには、可能な限り、この種のイベントを開催にこぎつける努力をしなけばならないということ。今回のツールは、我々には、規則を守りつつ物事を進めることが可能なのだと証明してくれた」

文:宮本あさか

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

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