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サイクル ロードレース コラム 2020年9月14日

【宮本あさかのツール2020 レースレポート】22歳の若き勢いが大会史上初の無観客山頂フィニッシュで炸裂!ポガチャル「最終週、チャンスがあれば、マイヨ・ジョーヌを獲りに行く」 /  第15ステージ

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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「幸運な1日だった。だってログリッチが勝っていたら、抜かれてたから。正直に言って、エスケープに乗ろうと努力すること以外は、僕にはなにもすることは出来なかった。しかもトライしたけど、上手く行かなかった。だから山岳ジャージを守れたことには満足さ。どんなにギリギリだとしても」(コヌフロワ)

さて、最終峠グラン・コロンビエでついに独走態勢に持ち込んだローランだが、9年前のツール新人賞は、間もなく先頭から引きずり降ろされることになる。タイム差はわずか1分。しかも平坦部分から着実に集団制御を務めてきたユンボ・ヴィスマが、スピードを極限まで上げて、恐るべきスピードで山岳列車を走らせたせいだ。

長い下りを経た先の、グラン・コロンビエの麓では、メイン集団はいまだ40人ほどの塊だった。その時点で6人と、圧倒的な数的優位を誇ったユンボ軍団は、17.4kmの山道を大規模な戦場へと変えた。まずは前峠から引き続きロベルト・ヘーシンクが先頭に立ち、ペースを上げる。

最も衝撃的で、最も効果的な仕事をやってのけたのは、ワウト・ファンアールトだった。平地の大集団スプリントで2勝した元シクロクロス世界王者は、山道でも容赦なく非情なリズムを刻む。しかし「集団内でアタックの発生を避けるため」に行った保守的作業は、むしろ甚大な被害を生み出した。山頂まで13km、勾配10%超の難ゾーンで、総合3位エガン・ベルナルと総合5位ナイロ・キンタナとを地獄に突き落とした!

ところで、残り8.9km地点で任務を終えたファンアールトは、自らの犠牲者たちと一緒に山頂を目指している。数名のアシストに支えられ、力なく山を登るディフェンディングチャンピオンを、つまり背後からじっくり観測することができた。

「ベルナルはまさに穴の中に落ちてしまった感じ。単純な『バッドデー』じゃなくて、あれは『とてつもないバッドデー』だね」(ファンアールト)

最終的にキンタナは3分50秒、ベルナルは7分20秒を失う。パリ到着まで1週間を残し、早くも総合優勝の望みを失った。

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