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サイクル ロードレース コラム 2020年9月7日

【ツール・ド・フランス2020 第9ステージ結果速報】ポガチャルがツール初区間優勝、2着のログリッチは総合首位へ、88km独走したヒルシはスプリント勝負で無念の3着

ツール・ド・フランス by J SPORTS 編集部
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タデイ・ポガチャル

ポガチャルが嬉しいツール初勝利

休息日前のピレネー2日目、ポーからラランスへと向かう153kmの山岳ステージ。アクチュアルスタート直後から激しいアタック合戦が行われ、トーマス・デヘント(ロット・スーダル)が果敢にトライするものの、9.5km地点にある4級アルティーグルヴを上り始めても逃げは決まらない。山岳賞ジャージ着用ブノワ・コヌフロワ(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル)が先頭通過で山頂ポイント獲得。その下りを利用してマルク・ヒルシ(チームサンウェブ)が単独先頭となるも平坦路で吸収。

1級ウルセールを逃げを作る動きで上り、残り距離90kmのところでヒルシが再び単独先頭へ。背後にはジョナタン・カストロビエホ(イネオス グレナディアーズ)、ダニエル・マルティネス(EFプロサイクリング)ら7人の追走グループが形成された。深い霧の山頂をヒルシが先頭通過、ヒルシはこのステージで24ポイントを獲得、山岳賞3位に浮上し敢闘賞を獲得。

ラスト45kmで追走は吸収されヒルシとのタイム差は4分半。メイン集団はチーム ユンボ・ヴィズマの牽引でタイム差を縮める。最終峠1級マリー・ブランクで総合勢がライバルに揺さぶりをかける。残り距離20kmでタデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)が最初に仕掛け抜け出すと、そのペースアップにマイヨ・ジョーヌ着用のアダム・イェーツ(ミッチェルトン・スコット)がついていけない。エガン・ベルナル(イネオス グレナディアーズ)のアタックには、ポガチャル、ミケル・ランダ(チーム バーレーン・マクラーレン)、プリモシュ・ログリッチ(チーム ユンボ・ヴィズマ)が続く。ヒルシは1分のタイム差で山頂を越え18km先にあるゴールを目指す。

山頂のボーナスポイントはログリッチ5秒、ポガチャル2秒の獲得に成功。長いダウンヒルを終え、ラスト2kmで先行していたヒルシを吸収、決着は総合勢とのスプリント勝負となった。ゴール手前250mでヒルシがロングスパートをかけると、ログリッチとポガチャルが追い抜きポガチャルが先頭でフィニッシュラインへ。ポガチャルはツール・ド・フランスの区間優勝は初。ログリッチは総合首位へ、アダム・イェーツは54秒遅れで到着、総合8位(+ 00h 01' 02'' )まで順位を落とした。

「ハードなレースの最後に勝利することができて本当に嬉しい、チームの働きに感謝しかない。ゴールにある10秒のタイムボーナスのことしか考えなかった、スプリントで勝つことに集中し最高の結果となった」(ポガチャル、勝利後インタビュー)

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