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サイクル ロードレース コラム 2019年10月29日

【ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム レビュー】新城幸也が日本人初制覇!東京五輪に向けて「シュミレーションができました」

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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新城幸也

ラグビーワールドカップで桜戦士たちが日本中を熱狂させた2019年秋、さいたまクリテリウムでは新城幸也が観客を沸かせた。7年目の「ツール・ド・フランス22番目のステージ」で、初めて日本人選手が表彰台の真ん中に立った。

逃げを長時間泳がせたあと、メイン集団から残り3周でカウンターアタックを仕掛けた。ラスト2周目からは春のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ優勝ヤコブ・フルサンと共謀し、そして新城は、最終周回を一人で駆け抜けた。後方からはこの夏のツール・ド・フランス総合覇者エガン・ベルナルと、ブエルタ・ア・エスパーニャを制したプリモシュ・ログリッチェが追いかけてきたが……、悠々とマイヨ・ジョーヌとマイヨ・ロホを振り切った。

「最後に飛び出したときの、みなさんの応援が本当にすごかった。とても力になりました。これが東京五輪で、僕がもしも先頭争いをしていたら……、応援がどれだけ僕の力になるのか、改めて感じました。ある意味、ちょっとしたシュミレーションができましたね」

東京オリンピックを9か月後に控えて、日本自転車界はもとより、日本スポーツ界にとって明るいニュースとなった。

来夏に金メダルを狙う強豪にとっては、今回のさいたまクリテリウムは、絶好の「下見」機会だったに違いない。クリテリウム2日前には、ひどい大雨の中、クリス・フルーム、ミカル・クヴィアトコウスキー、ヤコブ・フグルサング、ロメン・バルデの4人がロードレースのコースを実走。クリテリウム翌日には、ログリッチェも走りに出かけている。

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