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【ツール・ド・フランス 2019 第11ステージ / レースレポート】ポケットスプリンター カレブ・ユアンが初の区間勝利を掴む「子供の頃からの夢が叶った」
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか南西フランス特有の強い陽光が、プロトンを焦がした。1回目の休息日を終え、2019年ツール・ド・フランスも後半に突入。勝負の地ピレネー山脈へと大急ぎで接近しつつ、スプリンターたちが山入り前の最後の直接対決を繰り広げた。「難関山岳に入る前に前に勝つことができてほっとしてるよ!」と語ったカレブ・ユアンが、初めてのツールの11日目に、初めての区間勝利を手に入れた。
スタート地アルビ生まれのリリアン・カルメジャーヌが、地元ファンの期待を裏切らず、いの一番に飛び出した。フィニッシュ地トゥールーズ生まれのアントニー・ペレスもすぐに後を追う。第1ステージの敢闘賞ステファヌ・ロセットに、逃げ集団で唯一のベルギー人エメ・デヘントも加わった。4人はメイン集団から最大3分のリードを奪うものの、後方のスプリンターチームは決して手綱を緩めなかった。ロット・スーダル、ユンボ・ヴィスマ、ドゥクーニンク・クイックステップは、非情かつ冷静な制御で、じりじりと逃げ集団を追い詰めていく。
フィニッシュ手前約30km、真っ直ぐ南下していた集団が、西へとハンドルを切った。風向きの変化に加えて、道幅も急激に狭まった。当然のようにプロトン内の緊張感は高まり……大きな集団落車が発生する。ナイロ・キンタナやリッチー・ポートという総合表彰台候補も巻き込まれた。幸いにもしばらく後にメイン集団に復帰を果たし、2人とも「大したことはないよ」と嘯いた。ただ前者は「肘に氷を当てなきゃ」と語り、後者は「頭部を結構激しく打ったんだ」とも告白する。また大会前半戦に2日間マイヨ・ジョーヌを着用したジュリオ・チッコーネは、膝と手首を負傷。12分以上遅れのステージ最下位で、痛みの中でフィニッシュラインを越えた。
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