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サイクル ロードレース コラム 2019年7月16日

【ツール・ド・フランス 2019 第10ステージ / レースレポート】例年よりも1日長い第1幕が終了。マイヨ・ジョーヌのアラフィリップ「これ以降起こることはボーナス」

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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<選手コメント>

■ウァウト・ヴァンアールト(チーム ユンボ・ヴィスマ)
(ステージ優勝)「信じられないよ。この10日間、ツールがどれだけ偉大なレースなのかを肌で感じてきた。初めてのツールで勝利をあげられるなんて。今日は僕にとってはいろいろな条件がそろったんだ。エシェロンが形成され、ディラン(・フルーネウェーヘン)とジョージ(・ベネット)が分断の後ろになってしまった。チームとしては理想的な状況ではなったけど、与えられたチャンスを僕は掴んだ。ヴィヴィアーニのスプリントは強力だったけれど、かなり手前からスプリントを始めた僕が勝利をものにした。今日の勝利は、チームとしての強さの証明だと思う。チームTTに加えて、3つのゴールスプリントを3人の選手が勝ったんだからね。これがリーダーのステフェン(・クライスヴァイク)の総合の後押しになるといいな」出典:チームの公式リリースより

■ジュリアン・アラフィリップ(ドゥクーニンク・クイックステップ)
(総合リーダージャージ)「分断を狙ったわけではなかったんだ。ただ、かなりナーバスで難しいステージになるだろうと予測していた。マイヨ・ジョーヌを守り、エリア・ヴィヴィアーニのスプリントを狙うのが今日の目標だった。コースの何kmの地点で横風の危険があるのか、かなり正確に分かっていたし、他のチームも同じ情報を持っていたはず。かなりのストレスとプレッシャーをプロトンのみんなが感じていた。分断は誰もが予測していたと思う。そこからは前方にいられるように全力で行った。総合でタイムを稼ぐことは最初から考えていなかったんだ。マイヨジョーヌを着ていられるのはすばらしい経験だし、できる限り守り続けたいと思う。でも総合についての考えは変えていないよ。これ以降起こることはボーナスみたいなものだと考えなきゃ」出典:主催者の公式リリースより

■ゲラント・トーマス(チーム イネオス)
(優勝と同タイムのステージ12位・総合2位)「本当にいい日になったね。僕たちももう少し早くにアタックをかけようとしたけれど、そのときはタイミングが熟していなかった。EF(エデュケーションファースト)と(ドゥクーニンク・)クイックステップもアタックを狙っているみたいだったから、何が起こってもいいように準備をしていた。だから、分断が起きたときにはパーフェクトな場所にいたんだ。一番必要なところで、チームの全員が力を合わせた。分断の後方になったチームは、すぐさまその差を埋めようとした。それがうまく行かず、糸が切れたように大きな差がついた。

いいタイム差が総合でついたね。予想していなかった日に、一撃を繰り出すことができた。相手の位置取りの失敗で1分半のアドバンテージを得られたのは、僕たちにとってはありがたいことだよ」出典:チームの公式リリースより

■ティム・ウェレンス(ロット・スーダル)
(山岳賞ジャージ・敢闘賞)「目立つ素敵なジャージでツール初日から走り続けられるよ、と聞かされていたら、喜んで!と飛びついていただろうな。とても素敵な感覚だよ。僕は暑さに弱いから、ドバイで新しいキットやドリンク、サプリメントなんかを試してきたんだ。それが本当に役に立っている。ピレネーでも逃げに入れるような足があって、もっとポイントを稼げるといいな」出典:主催者の公式リリースより

■ペーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)
(ステージ5位・ポイント賞ジャージ)「クレージーな一日だった割りに、スプリントはほぼノーマルだったね。マイケル・マシューズのために(チーム・)サンウェブがいいトレインを組むんじゃないかと思っていたけど、彼らのスピードが思ったより遅くて、その後ろに閉じ込められてしまったんだ。それでもいくつかのポイントを稼ぐことはできた。すでにステージも勝ったし、まだこの先チャンスもあるしね。今は休息日のことだけ考えてるよ。その先どうなるかはお休みのあとだ」出典:主催者の公式リリースより

■ナトナエル・ベルハネ(コフィディス、ソリュシオンクレディ)
(ステージ敢闘賞)「敢闘賞を意識して走るのは今ツールで2度目だよ。第6ステージでも狙っていたんだ。今日、初めての敢闘賞を受け取ることができてとてもうれしいよ。プロトンが2分半以上前に行かせてくれなかったから、今日先頭集団で走るのはかなり難しかったんだ」」出典:主催者の公式リリースより

■ミケル・ランダ(モヴィスター チーム)
(ステージで落車あり 2分9秒遅れのステージ55位・総合21位)「まさにショックだった。一瞬前にはバイクの上にいたのに、次の瞬間には地面で、観客に囲まれていたんだからね。幸いなことに怪我はなく、レースを続けることができた。難しい状況で、チームメートはずいぶん僕を助けてくれた。“ただの”タイムロスだけど、目標にしていたものは遠くになってしまったね」出典:チームの公式リリースより

■ワレン・バルギル(チーム アルケア・サムシック)
(ステージでの落車について)「ミケル・ランダの落車について悲しく思う。ジュリアン(・アラフィリップ)の後輪に接触してバランスを崩し、左側にいたミケルにぶつかってしまった。僕は奇跡的に落車を免れたけれど、ミケルはそうではなかった。彼が大丈夫であることを願う」出典:本人(@WarrenBarguil)のツイートより

コメント翻訳:寺尾真紀

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

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