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【ツール・ド・フランス 2019 第8ステージ / レースレポート】フランス人コンビで黄色ジャージ奪還!アラフィリップ「革命記念日にマイヨ・ジョーヌを着て走れることが誇らしい」
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさかたしかにトーマスは無事に集団には追いついたが、手強いライバルからはタイムを失うことになる。デヘントがアタックを打ったのとほぼ同じ場所で、アラフィリップが力強い加速に転じたからだ。すかさず反応できたのはピノだけ!
「僕にとって未知のコースだった。隅々まで下見していたであろうピノの存在が助けになった」というアラフィリップと、「アラフィリップがアタックするだろうことは分かってた。ついていけるよう1日中注意深く過ごした」というピノには、共通の目的があった。それは後方のライバルに対してタイム差を稼ぐこと。まずは山頂の「ボーナスポイント」で、それぞれ5秒と2秒のボーナスタイムを収集した。それだけでは飽き足らず……アラフィリップは6秒差で黄色をまとうチッコーネを、ピノは自らより総合で9秒先を行くトーマスを置き去りにして、猛然と突進を続けた。
フィニッシュラインぎりぎりまで全力で踏み続けたデヘントが、自身2つ目のツール区間勝利をもぎ取ったわずか6秒後、やはりぎりぎりまで全力疾走を続けたピノとアラフィリップがラインを越えた。チッコーネやトーマスを含む33人の集団がレースを終えたのは、それから20秒後のことだった。
アラフィリップが再びマイヨ・ジョーヌに輝き、チッコーネは23秒差の2位に一歩後退。黄色から白い新人賞ジャージに着替えた。ピノは前日までの総合7位から、53秒差の総合3位に浮上した。以下は4位ジョージ・ベネット1分10秒差、5位トーマス1分12秒差、6位エガン・ベルナル1分16秒差と続く。ピノから1分以内にいまだ9選手がひしめき合っている一方で、2014年ツール総合覇者ヴィンチェンツォ・ニバリは、この日だけでピノから4分19秒ものタイムを失った。フランスが栄光に沸いた影では、隣国イタリアにとって失望の1日となってしまった。
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