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【Cycle*2024 フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】唯一絶対の勝負地「ユイの壁」を4回、誰が真っ先に上り詰めるのか
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【ツール・ド・フランス2019 第5ステージ結果速報】強さを見せたサガンが集団スプリントを制す!ツール区間優勝通算12勝目!!
ツール・ド・フランス by J SPORTS 編集部Cycle*2019 ツール・ド・フランス 第5ステージ ハイライト
第6ステージ 7月11日(木)午後8:55 - 深夜2:00/ J SPORTS 4
[区間] ミュールーズ > ラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユ 160.5km(山岳)/エディ・メルクスが初めて区間勝利を飾った地
■コースの特徴
初登場は2012年と極めて近年だが、すでに「ツール前半戦の勝負地」としての風格をたたえるプランシュ・デ・ベルフィーユ。2019年大会も、最大勾配20%超の激坂が、マイヨ・ジョーヌ候補たちをふるいにかける。
しかし今年のステージは、ほぼ激坂一発勝負だった2012年や2017年とはひと味違う。ニバリが区間を制した2014年大会と同じく、むしろ本格的な難関山岳ステージだ。全長160.5kmのコースには、7つの峠がぎゅうぎゅう詰め!
スタート直後から繰り返し訪れる起伏の中でも、ひときわ特別な意味を持つ峠が105km地点の1級バロン・ダルザスだ。登坂距離11km、平均勾配5.8%のこの山こそ、1905年にツール史上初めて登場した「峠」であり……なにより1969年ツール初出場のエディ・メルクスが、生まれて初めて区間勝利を飾った地でもある!すでに大会初日に1日だけ黄色いジャージをまとっていた「人食い」は、50年前の第6ステージを制すると共に、マイヨ・ジョーヌを再びまとった。もちろん最終日まで、もう2度と脱ぐことはなかった。
残り19km地点の2級シュヴレール峠では、昨季から導入された「ポイントボーナス」も発生する。ただし大会前半戦を盛り上げる目的で登場した昨大会とは違い、今年は総合争いを盛り上げるために、山岳ステージの終盤の山に配置された。しかも上位通過の3人に与えられるボーナスタイムは8、5、2秒……と決して無視できない数字である。
なにより興味深いことに、最終激坂は今年、距離が1.1km伸びた。過去3回は5.9km・8.5%・最大勾配20%の山道だったが、今年は7km・8.7%。フィニッシュ地を少し上方に移動し、おかげで最大勾配も24%に上方修正。文字通りの壁をよじ登った先で、総合本命たちの間に、かなりのタイム差が発生している可能性はある。
■高低差図
J SPORTS 編集部
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