人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2019年7月10日

【ツール・ド・フランス 2019 第4ステージ / レースレポート】マイヨ・ジョーヌのアシストでヴィヴィアーニがステージ制覇「ミッションを達成した気分だ」

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
  • Line

<選手コメント>

■エリア・ヴィヴィアーニ(ドゥクーニンク・クイックステップ)
(ステージ優勝)「この勝利は、僕にとって本当に大きな意味のあるもの。信じられないよ。今年最大の目標だったんだ。ブリュッセルの第1ステージではチャンスを逃してしまったけれど、昨日ジュリアン(・アラフィリップ)が勝って、チームも(スプリント・モードに)切り替わったんだ。リードアウトのミカエル・モルコフとマックス(マクシミリアーノ)・リケーゼは完ぺきな仕事をしてくれた。僕は、最後の180mで仕上げをするだけでよかった。チームメートのリードアウトだけに集中するようにした。アレクサンドル・クリストフが右側から前に出たけれど、それにはすぐに反応できた。ジロとブエルタに続けてツールのステージを勝てて、ミッションを達成した気分だ」出典:レース主催者の公式リリースより

■ジュリアン・アラフィリップ(ドゥクーニンク・クイックステップ)
(総合リーダージャージ)「決して忘れることができない、とても特別な一日になったよ。チームバスから降りて、スタートラインに向かったときから、今まで感じたことのないような気分だった。人々や歓声も、何か特別だったんだ。いつもの一日とは違うと感じたよ。まるで別世界だったんだ。プロトンでは、誰もが僕を祝福してくれたし、レースの間中、ほぼ10秒おきに「ジュリアン!」と呼ぶ声がどこからか聞こえてきた。うまく言えないけれど、僕は人気者になりたいわけではないんだ。ただ、僕の走りで、みんなをハッピーにさせたいだけなんだ」 「今日は、エリア(・ヴィヴィアーニ)のために走る日でもあったから、彼がステージを勝ち、僕もマイヨジョーヌを守って、一番いい形でこの素晴らしい一日を終えることができた。明日はさらに難しい一日になると思うけれど、このジャージを守るために力を尽くす。どんな強敵がいても、諦めはしないよ」出典:レース主催者の公式リリースより

■ペーター・サガン (ボーラ・ハンスグローエ)
(ポイント賞ジャージ)「今日は、一番速かった者が勝った。エリア(・ヴィヴィアーニ)の後輪についていくことに集中していたけれど、ドゥクーニンク(・クイックステップ)のスプリント・トレインはベストだからね。ピュア(純粋な)・スプリンター、リアル(真の)・スプリンター、どう呼びたいかは人それぞれだけど、とにかくそう呼ばれるスプリンター向けの、かなり高速のスプリントだった。昨日僕はクライマーたちを相手にハードなステージを闘ったから、スプリンターたちと比べて、より多くのエネルギーを消耗してしまっていたんだ。たぶんそれが、今日僕が一歩及ばなかった理由じゃないかと思う。でも心配はしていないよ。僕にとって一番重要なことは、今日もちゃんと優勝争いに絡んで、安定したスプリントをし、安全でいられることなんだ」 出典:レース主催者の公式リリースより

■ティム・ウェレンス(チーム ユンボ・ヴィスマ)
(山岳賞ジャージ)「赤い水玉ジャージにおそろいのバイク、山岳賞カラーにマッチしたいろんな小物を身に着けて走るのは、とても素敵な体験だった。ツールがどんなに大きなイベントなのかを実感できたよ。フィナーレの前、チームメートの位置取りを前方でアシストしてから、後ろに下がった。僕の一番の目標はステージ優勝で、明日はいいチャンスかもしれない。もし結果的にもう少し長く山岳賞ジャージを着続けられるなら、それもまたいいね。明日のステージ序盤は平坦だから、逃げに入るための大きな争いになることは間違いないね。 出典:チームの公式リリースより

■ミヒャエル・シェアー(シーシーシーチーム)
(ステージ敢闘賞獲得)「明日のステージで逃げを狙いたいと、監督のファビオ・バルダードに昨日伝えた。逃げが成功する可能性はいつだってある。長い一日だった。敢闘賞という形でその一日の終わりに何かを手に入れられてよかったよ。いつかは、うまくいく日がめぐってくるかもしれないね。チームとしては、山岳賞も手に入れたし、チームTTもうまくいったし、ツールでいいスタートを切れた。その勢いを保って、毎日何かできないかチームとして考えていっているんだ。うまくいくまで挑戦し続けるよ。(逃げが集団から)2、3分以上のタイム差を許されなかったのは残念だった。僕がプロになったころには、200km以上のステージの逃げでは、10分以上の差が当たり前だったのにね。大きなタイム差が開くことは、今はもうないんだ」出典:レース主催者の公式リリースより抜粋

■アレクサンドル・クリストフ(UAEチームエミレーツ)
(ステージ2位)「チームはスーパーな仕事で、僕をパーフェクトなポジションに置いてくれた。レース中もほとんどエネルギーを使わないで済んだから、僕が勝つための準備は整っていた。けれど、ヴィヴィアーニの方が僕より少しだけ速かった。彼と横並びでスプリントを競ったけれど、あともうちょっとの力で勝てたんじゃないかと思う。少しがっかりだけれど、2位に入ったことを誇りに思うし、ステージを勝てるように努力し続けるよ」出典:チームの公式ツイートより

■カレブ・ユアン(ロット・スーダル)
(ステージ3位)「ステージ優勝が目標だったから、3位の結果には少し落胆している。今日も混乱状態のスプリントで、最終1kmが近づいたとき、少し後方に下がりすぎていたんだ。ジャスパー(・デブイスト)が僕を集団前方まで上げてくれたけれど、そのことでかなりのエネルギーを使ってしまった。でもチームは素晴らしい働きをしてくれたし、この調子でいけば、勝つことができると信じている」

出典:チームの公式ツイートより

コメント翻訳:寺尾真紀

Cycle*2019 ツール・ド・フランス 第4ステージ ハイライト

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ