人気ランキング
-
サイクル ロードレース コラム
【Cycle*2024 フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】唯一絶対の勝負地「ユイの壁」を4回、誰が真っ先に上り詰めるのか
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
【クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ / プレビュー】豪華なメンバーが集結!真夏の黄色いジャージ争奪戦の行方を占う「ツール前哨戦」開幕
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか3日目は最終盤こそスプリンター向き地形に見えるけれど、やはりステージ序盤に4つのミニ峠を乗り越えねばならない。第4ステージの個人タイムトライアル26.1kmで、総合のヒエラルキーがある程度出来上がったら、5日目の長距離ステージを利用してアルプス山脈の麓へと一気に移動。いよいよ本格勝負の週末へと突入する。
第6ステージは全長229kmとひたすら長い。ガリビエやテレグラフといった「ツールの巨大峠」を頭上に眺めながら、足元に連なる8つの峠で細かいアップダウンを繰り返す。フィニッシュ手前に待ち受けるのは2級ボーヌ峠。ただし全長8.1km、平均6%の山道を上り詰めた後は、フィニッシュまで7.5kmを一気に下り降りる。つまり名ダウンヒラーたちの勇気の見せ所だろうか。
そして6月15日の土曜日、第7ステージこそが、正真正銘のクイーンステージとなる。選手たちの行く手には4つの大きな峠が組み込まれた。しかも35km過ぎから1級エピヌ峠へ上り始めたら、後は1級グラニエ→1級マルシュー→超級モンテ・ド・ピペーの順番で上って下って上ってのみ。全長19km、平均勾配6.9%の最終峠がドーフィネに登場するのは、1978年以来、実に41年ぶり!
もちろん最終日のどんでん返しにも要注意。開催委員会が仕掛けたコースを見る限り、なにも起こらないはずはない。とにかく113.2kmという、最近流行りの極端なほどの短距離コースに、7つもの山岳が散りばめられている。つまりスタートからフィニッシュまで、全速力のアタック合戦が繰り広げらる可能性もある。フィニッシュ地は、2002年のジュネーヴ閉幕に次ぐ、国境の向こう側。スイスのシャンペリーにて、第71回クリテリウム・デュ・ドーフィネの総合覇者が決すると共に、この真夏の黄色いジャージ争奪戦の大筋も見えてくる……。
文:宮本あさか
宮本 あさか
みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。
あわせて読みたい
-
サイクル ロードレース コラム
【Cycle*2024 フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】唯一絶対の勝負地「ユイの壁」を4回、誰が真っ先に上り詰めるのか
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
4月17日 午後7:45〜
-
4月7日 午後6:05〜
-
3月31日 午後4:55〜
-
Cycle*2024 ラ・フレーシュ・ワロンヌ フェミニーヌ
4月17日 午後11:55〜
-
4月6日 午後10:15〜
-
3月16日 午後9:30〜
-
Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ 第6ステージ
3月23日 午後10:30〜
-
4月1日 午後7:00〜
J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!