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サイクル ロードレース コラム 2015年7月4日

「ツール・ド・フランス2015」開幕記念イベントに、『弱虫ペダル』の小野田坂道くんも登場!?

ツール・ド・フランス by J SPORTS 編集部
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栗村:ロードレースにはルールにはない紳士協定があります。例えば、総合優勝候補の選手がパンクなどの不可抗力で遅れた場合は、他のチームは仕掛けずに、その選手がレースに復帰するまで待たなければいけないという暗黙のルールがあります。そういう、ライバルが大変なときには助けるというような人間臭いところもロードレースのいいところですよね。

サッシャ:ルールにないルールですね。『弱虫ペダル』でも、書かれていますよね。ところで栗村さん、今年のツール・ド・フランスの見所は?

栗村:今年は優勝候補の4強対決ですね。ティンコフ・サクソのアルベルト・コンタドール、チーム・スカイのクリス・フルーム、アスタナのヴィンチェンツォ・ニーバリ、モヴィスターのナイロ・キンタナの戦いです。今年みたいにライバルが4人もいる4強対決なんて、なかなかないですからね。普段は2強対決ぐらいですから。本当に珍しい。

サッシャ:今年はすごく面白いレースになりますよね。それこそロードレースを見始めるなら、今年のツール・ド・フランスからがいいんじゃないですかね。

イベントではさらに、山下さんがサイクルシュミレーターを使って今年のツール・ド・フランス第20ステージにも登場する伝説の峠、ラルプ・デュエズを上るパフォーマンスも披露。

実際の映像を見ながらのサイクルシミュレーターで息が上がりつつも、サッシャさんの「さあ、小野田坂道選手にインタビューしてみましょう!小野田選手、いま何の歌を歌ってるんですか?」という“強引”なフリに、「ヒ…ヒーメヒメ、スキスキダイスキ」と歌ってくれた山下さんにファンは大喜び!

その山下さんからは、8月28日(金)全国公開の『劇場版 弱虫ペダル』の見所が紹介された。

山下:今回はインターハイが終わった後、熊本での戦いが物語の舞台となっています。涙あり、笑いありの作品となっています。しかも渡辺航先生の書き下ろしなので、ぜひ映画館の大きなスクリーンで見てください!

サッシャ:実際のレースを見ると、『弱虫ペダル』がさらに面白くなりますしね。

山下:はい、アニメで描かれていることがレースのなかでも展開したりするので楽しいですよね。だからぜひ、『弱虫ペダル』とロードレースの世界の両方を楽しんでいただいたいと思います!

今夜、開幕のツール・ド・フランスがより一層楽しみだ。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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