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サイクル ロードレース コラム 2019年5月10日

【ツアー・オブ・カリフォルニア / プレビュー】大会史上最多の区間16勝を誇るサガンが完全復調を誓う

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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アメリカの西海岸を、ツアー・オブ・カリフォルニアのプロトンが爆走する。大都会の真ん中のスプリント勝負から、鬱蒼とした山頂フィニッシュまで。もちろん、時には、青く長い海岸線をうっとりと眺めながら..7日間のハイレベルなバトルが繰り広げられる!

2006年に産声を挙げたカリフォルニア一周は2019年、ほんの少し、横顔を変えた。なにしろ過去13大会では欠かさず争われてきた個人タイムトライアルが、第14回大会からは姿を消したのだ。一方でこれまで最多でも1回しか組み込まれたなかった200km超ステージが、今年は第2〜5ステージの4日連続登場!しかも厳しい耐久戦の後は、近ごろ流行りの短距離ステージ&山頂フィニッシュが待ち受ける。

ただし大会初日には、もはや大会名物とも言える、サクラメント〜サクラメントのど平坦ステージが用意された。つまり過去5年連続で大集団スプリントフィニッシュの舞台となってきたステージであり、カヴェンディッシュ3連覇→キッテル→ガビリアという、時代を彩る俊足スプリンターたちが勝利を射止めてきた街でもある。

もちろん今年も、数多くのスプリンターが戦いに名乗りを上げる。カリフォルニア初勝利を目指すデゲンコルブや、この地で名声をさらに高めたいヤコブセンやフィリップセン。上記の通り3連勝を含むサクラメント4勝を誇るカヴは、縁起のいい土地で、かつての俊足を取り戻したいところだ。

同時に2010年のプロ入り以降欠かさず西海岸に乗り込み、大会史上最多の区間16勝をさらってきたサガンにとっては、いまだ勝てない街でもある。2位が4回、4位が2回..。体調不良の春を過ごし、予定していたリエージュ参戦をキャンセルしたサガンは、得意のカリフォルニアで完全復調を誓う。

復調を期すのは、なにもカヴやサガンだけではない。パリ〜ニース2日目の落車負傷で長らく戦線離脱していたウランや、そして気管支炎のせいで春先のレースプログラム変更を余儀なくされたポート等々も、夏の本番に向けカリフォルニアを弾みにするつもり。

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