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「それでも、僕らは良いタイムを出せたと思ってるよ。あとはしっかり休養を取って、山岳ステージに突撃するだけ。難関山岳ステージはこの先たくさん残っているし、これはツールだ。毎日安定した走りを見せることこそが大切だ。これが僕にとっては有利に働くし、僕を勇気付けてくれる」(コンタドール、チーム公式リリースより)
2015年ツールの前半戦がこうして幕を閉じたが、総合争いはほんの序幕が終わった程度に過ぎない。フルームが身にまとっているマイヨ・ジョーヌを、ピレネー&アルプスの山々で総合2位ヴァンガーデレンが12秒差で、5位コンタドールが1分03秒差で、9位キンタナが1分59秒差で、13位ニーバリが2分22秒差で追い求める。またチームの好調さに乗って密かに好順位をキープしているリゴベルト・ウランが総合6位1分18秒差に、キンタナの頼もしいアシスト役なのか、はたまたダブルリーダーなのか、今後明らかになっていくであろうバルベルデは総合7位1分50秒差(キンタナより9秒上なのだ)。
昨年の好走再び……と期待されていたフランス勢は、トニー・ギャロパンが総合11位2分01秒差でトップにつける。総合上位の可能性を秘める選手の中では、ワレン・バルギルが14位2分43秒差でもっとも好位置につけている。
短い、しかし凝縮した全力疾走を終えた選手たちは、嬉しい大会1回目の休養日を迎える。フィニッシュエリアでさっとシャワーを浴び、開催委員会が用意した6台のバスに分乗すると、まずは75km先のロリアン空港へ。その先は3台の飛行機に分かれて、1時間20分のフライトであっさりと仏南西部ポーへたどり着いた。一番遅い到着便でも20時50分着だったから、ホテルで十分に体を休めることが出来ただろう。一方でチームバスやキャラバンカー、レースカーやプレスカーにとっては、休養日をまたいでの全長730kmの陸地移動が待っている。
宮本 あさか
みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。
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