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【Cycle*2024 フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】唯一絶対の勝負地「ユイの壁」を4回、誰が真っ先に上り詰めるのか
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1月19日 プロスペクト〜リンドック (130.8km)
バロッサ・バレーを抜けて進む、緩やかな起伏のあるステージで、ゴールは周回サーキット。終盤はスピードアップが予想される。集団スプリントで勝負が決まる可能性が大きい。
1月20日 アンレー〜スターリング (132km)
アップダウンが続くため、パンチ力のある選手が有利。
1月21日 グレネルグ〜キャンベルタウン (139km)
前半はやや平坦だが、ラスト10kmに登場するコークスクリュー・ヒル(平均勾配9%、2.5km)はクライマーの戦いの舞台になるだろう。昨年と同様に、ここでのタイムロスが最終成績を左右する可能性がある。また、コークスクリュー・ヒルの山頂からゴールまでの6kmはシャープな下り。フィニッシュラインまで、息もつかせぬダウンヒル・チェイスが繰り広げられるかもしれない。
1月22日 ノーウッド〜ヴィクター・ハーバー (138km)
スプリント・ステージではあるが、ゴール前20kmにはカービー・ヒル(2級山岳)の上りも待ち受けている。海からの風が強く吹けば、かなりハードなステージになりうる。
1月23日 マクラーレンヴェール〜ウィランガ・ヒル (151.5km)
ウィルンガ・ヒル(平均勾配7%、2.9km)の頂上を2回目指す、今大会の女王区間。総合優勝はこの山頂で決まる可能性が高い。昨年、序盤の海沿いで作り出されたタイム差は簡単に吸収されてしまったため、やはりウィランガ・ヒルをどれだけハードにできるかに、勝利はかかっている。
1月24日 アデレード(90km)
モンテフィオーレ・ヒルのKOMはあるが、ほぼ平坦のスプリントステージ。ただし、もし総合がまだ僅差で争われている場合、ボーナスタイムが与えられる2つの中間スプリントポイントは大きな戦略的ポイントになる。もし前日のウィランガ・ヒルで勝者が決まっていれば、ゴールは集団スプリントになるだろう。
今年の見どころ(注目選手)
ローハン・デニス(BMCレーシング)
1月序盤に行われた豪州国内選手権でTTのタイトルを獲得。昨年はアワーレコード、ツールTTステージ最速記録も達成している。昨年今大会では総合優勝を挙げており、リーダーとしてチームのフル・サポートを得られれば、2年連続の総合優勝の可能性もある。
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