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サイクル ロードレース コラム 2016年1月15日

ツアー・ダウンアンダー プレビュー

サイクルNEWS by 寺尾 真紀
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真夏のオーストラリアで、2016年UCIワールドツアー緒戦、ツアー・ダウンアンダーが開幕する。

ツアー・ダウンアンダーとは

ツアー・ダウンアンダーは、南オーストラリアのアデレード近郊で催される、6日間のステージレース。日曜日に行われるクリテリウムでキックオフし、1月19日から1月24日まで1週間余りの日程で行われる、2016シーズン最初のワールド・ツアーイベントだ。

UCIカレンダーのトップカテゴリ入りから数年は平坦ステージ中心に日程が組まれ、ドイツのアンドレ・グライペル(ロト・ソウダル)が2度の総合優勝を挙げるなど、スプリンターたちが総合を争うレースだった。しかし、アデレード郊外のウィランガ・ヒルがステージに組み込まれて以来山岳が重要性を増し、近年の最終リーダージャージはGCライダーらによって争われるようになっている。
総合優勝の最多記録はサイモン・ゲランス(オリカ・グリーンエッジ)で、2006、2012、2014年の3回。区間優勝の最多記録はアンドレ・グライペルの18勝。

昨年の大会

昨年の大会では、女王区間である第5ステージでリッチー・ポート(当時はチームスカイ所属)とローハン・デニス(BMCレーシング)が首位争いを繰り広げた。2年連続でウィランガ・ヒルを制したのはポートだったが、総合優勝は第3ステージの1級山岳で勝利を挙げたデニス。わずか2秒差でリーダージャージを守った。
総合優勝デニス、2位ポート、3位カデル・エヴァンス(BMCレーシング)とポディウムをオーストラリア勢が占め、デニス、ポートのほかにもジャック・ボブリッジ(UniSA)、スティール・ヴォンホフ(UniSA)が区間優勝を挙げるなど、豪州勢にとってはこの上ない大会となった。

今年の見どころ(コース)

全6ステージのうち、アップダウンがある第2ステージ、山頂ゴールの第3、5ステージをのぞく、第1、4、6ステージはほぼ平坦。しかし、これら3ステージのどれにも多少のアップダウンがあり、各チームの思惑によって各ステージの展開がスプリントステージのそれとはがらりと変わる可能性がある。また、例年総合優勝は僅差で争われるため、ボーナスタイムが大きな意味を持つことも、ツアー・ダウンアンダーの特徴だ。

1月17日 ピープルズ・チョイス・クラシック(51km)
アデレードの市街地を周回するクリテリウム形式のレース。昨年はマルセル・キッテル(当時ジャイアント・アルペシン)が制した。

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