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サイクル ロードレース コラム 2016年3月8日

ニーバリ、ホアキン・ロドリゲス出場のティレノ〜アドリアティコ3月9日開幕

サイクルNEWS by 寺尾 真紀
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昨年の大会

昨年の大会では、第5ステージ、雪が降り積もるテルミニッロ峠で山頂ゴールを制したナイロ・キンタナ(モビスター)が、最終日の個人TTで首位を守りきり、総合優勝を飾っている。
カギとなった難関山岳ステージでキンタナは、アルベルト・コンタドール(当時の所属チーム名はティンコフ・サクソ)ら追走するライバルらを降りきって勝利を挙げ、その登坂力と好調を印象づけた。

今年のコース

3月9日 第1ステージ リド・ディ・カマイオーレ 22.7km (チームタイムトライアル)
3月10日 第2ステージ カマイオーレ〜ポマランチェ 207km (クラシカル)
3月11日 第3ステージ カステルヌオーヴォ・ディ・ヴァル・ディ・チェーチナ〜モンタルト・ディ・カストロ 176km (平坦)
3月12日 第4ステージ モンタルト・ディ・カストロ〜フォリーニョ 216km (平坦)
3月13日 第5ステージ フォリーニョ〜モンテ・サン・ヴィチーノ 178km (山岳)
3月14日 第6ステージ カステルライモンド〜チェパガッティ 210km (平坦)
3月15日 第7ステージ サン・ベネデット・デル・トロント 10km (個人タイムトライアル)

51回目の開催となる今大会は、7日間をかけて、トスカーナ、ウンブリア、アブルッツォ、マルケの4地方を駆け抜けていく。チームTTで開幕し、最終日には個人TTと2つのタイムトライアルが行われるが、加えて、平坦ステージが3つ、アップダウンのある『クラシカル』ステージが1つ、そして標高1208mのモンテ・サン・ヴィチーノの山頂にゴールする山岳ステージで7日間の日程は構成される。

第1ステージ リド・ディ・カマイオーレ 22.7km (チームタイムトライアル)
昨年、カマイオーレのチームTTは悪天候のために個人TTに変更となり、コースも5.7kmに短縮された。今年は昨年のオリジナル・プランを踏襲し、海沿いの長い直線を進む、22.7kmのハイスピードコース。ティレニア海に沿って9.5kmを進み、そこから90度のターンを4回(右→左→左→左)、再び海沿いのストレートをゴールに向かう。

第2ステージ カマイオーレ〜ポマランチェ 207km (クラシカル)
前半はほぼ平坦だが、ゴール前50kmでピアン・ディ・フォルノの上りがあり、そこからアップダウンが続く。一度ポマランチェのフィニッシュラインを逆側から通過してダウンヒルをこなし、そこからゴールまで9.4kmを上る。ゴール前4kmには最大18%の激坂も待ち構え、パンチャーや、パワー系スプリンターの争いになるだろう。

第3ステージ カステルヌオーヴォ・ディ・ヴァル・ディ・チェーチナ〜モンタルト・ディ・カストロ 176km (平坦)
多少の起伏はあるが、スタートから90kmあまりの地点まではほぼ平坦。そこからスカンサーノの長い上り(約20km)をこなし、続く、モンテメラーノの短い上りへ。そこからゴールまでの40kmはゆるやかな下りで、モンタルト・ディ・カストロのゴールは上り基調。ゴールはスプリント対決になるだろう。

第4ステージ モンタルト・ディ・カストロ〜フォリーニョ 216km (平坦)
今大会最長のステージ。ゴールのフォリーニョ近郊を巡る周回コース内を含め、ゴールまでに4つの上りが登場する。しかし、それぞれの上りにある程度の間隔があり、最後の上りはゴール前15kmに登場するため、やはりスピードマンのためのステージと言えるだろう。

第5ステージ フォリーニョ〜モンテ・サン・ヴィチーノ 178km (山岳)
山頂ゴールの舞台となるモンテ・サン・ヴィチーノを含め、カテゴリー山岳が5つ登場する、今大会の女王ステージ。スタート直後にコースは緩やかに上りはじめ、30km地点にまず最初の山岳、ヴァリコ・デル・ソーリオ。15kmほど下り、フロンティニャノの頂きに向け、道は再び上りはじめる。フォロンティニャノからの短いダウンヒルのあと、一息つく間もなく、昨年も登場したアレッテ峠へ。132km地点に登場するモンテラーゴ峠への8kmの上りは、平均勾配こそ5%だが、進むにつれだんだんと斜度がきつくなる難しい上りだ。164kmの道のりの最後に立ちはだかるのが、最終峠、モンテ・サン・ヴィチーノ。平均勾配7.8%、10kmの上りだが、頂上のフィニッシュライン手前に12%の急勾配が待ち構えている。青い総合リーダージャージをめぐり、大きく順位が動く一日になるだろう。

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