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サイクル ロードレース コラム 2016年5月7日

ジロ・デ・イタリア2016 第1ステージ レースレポート

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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ツールのマイヨ・ジョーヌ29日間、ブエルタのリーダージャージ5日間(マイヨ・ロホではなく、マイヨ・オロだった時代だ)、しかしジロのマリア・ローザは未体験のカンチェラーラは、走り終わった直後にゴールエリアに崩れ落ちた。胃腸炎に苦しみ、体調は完全ではなかった。

「出来る限りのベストを尽くそう、そんな風に自分に言い聞かせて、その通り僕はやった。そしてこれが正直な結果なんだ」(カンチェラーラ、チーム公式HPより)

今年限りの現役引退を宣言しているカンチェラーラは、すると、ジャージを身にまとうキャリア最後のチャンスを失ってしまったのだろうか。いや、やはり昨7月のツール初日、やはり走り終わった直後にゴールエリアに崩れ落ち(あの時は酷暑のせいだった)、6秒差でマイヨ・ジョーヌを逃したカンチェは、翌日第2ステージの終わりにまんまと黄色い栄光を手に入れている。今回取り戻すべきは14秒と、決して小さくはないタイムだけれど……。とにかく「スパルタクス」は、戦いを投げ出したりせずに、走り続ける意志を表明している。

3週間後のマリア・ローザを争う選手たちの中では、ヴィンチェンツォ・ニーバリが11分22秒とトップタイムを叩き出した(首位から19秒差の16位)。ジロ初挑戦アレハンドロ・バルベルデは極めて手堅くまとめ、ライバルからの遅れをわずか5秒に食い止めた(首位から24秒差)。さらにエステバン・チャベス11秒差(30秒差)、リゴベルト・ウラン14秒差(33秒差)、ラファル・マイカ19秒差(38秒差)、ミケル・ランダ21秒差(40秒差)と続く。

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

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