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サイクル ロードレース コラム 2016年5月16日

【ツアー・オブ・カリフォルニア/プレビュー】11回目を迎えるアメリカ最大のレース!ペテル・サガン「カリフォルニアからツールの準備に取り掛かる」

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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フィニッシュ間際に登坂1.1km・平均10.3%の激坂が待つ第4ステージだって、もしかしたら勝ちに行けるかも……?

純正パンチャーたちが、もちろん、簡単に勝利を許さないだろう。昨年のアルデンヌクラシックでめざましい成長を遂げ、カリフォルニアでは総合2位に飛びこんだジュリアン・アラフィリップは、今年も手強い相手となりそうだ。しかもズデネック・シュティバル&ペトロ・ヴァコッチという頼もしい味方もついている。またBMCもグレッグ・ヴァンアーヴェルマートとサムエル・サンチェス、2人のクラシック巧者を揃えている。

本格的な山越えは、ヒルクライマーたちに任せておこう。第2ステージは序盤に1級峠越えが組み込まれる。さらに第3ステージは最難関ステージ。「アメリカンリヴィエラ」サンタバーバラへの素晴らしき眺めを楽しみながら、登坂12km・平均勾配8%の山頂フィニッシュを迎える。

地元アメリカの星アンドルー・タランスキー、2014年ジロ山岳賞フリアン・アレドンド、第一線を退いたらカリフォルニアの小さな自転車チームで走りたい……なんて夢を抱く35歳ローレンス・テンダム、ツール総合4位2回のユルヘン・ヴァンデンブロック等々が、山での戦いを盛り上げてくれるに違いない。

いや、世界中の自転車ファンが(怖いもの見たさ半分で)山での走りを見てみたいのは、やはり……「サー」と呼ばれる男ではなかろうか。

ブラッドリー・ウィギンスは2012年ツール・ド・フランス総合覇者にして、2014年ツアー・オブ・カリフォルニアの王者である。ただし2015年パリ〜ルーベを最後に、ロードレースからはリタイアした。現在はリオ五輪金メダル目指してトラック競技に集中している。ただ、自らの主催チーム「チーム・ウィギンス」のプレイングコーチとして、英国の若者選手たちを率いつつ、年間数回だけロードレースに出場している状態だ。つまり「僕が優勝した時代と比べると、12kmも体重が重いんだ。だから、もはや、ヒルクライマーたちと競り合って山を登ることなんてできないよ」とのこと。

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