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【Cycle*2024 フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】唯一絶対の勝負地「ユイの壁」を4回、誰が真っ先に上り詰めるのか
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ニッツォロは2位8回、3位4回と高め安定ながら、いまだ1位は0回のまま。また本日は「腹痛」のため区間12位に終わったアルノー・デマールも、「モニュメント」ミラノ〜サンレモという大物こそ先に仕留めたが。実はグランツール勝利は未体験。昨ジロ2勝のモドロは、リードアウト役のリチェゼがチーム離脱したせいか、今ジロは3位止まり。ならば、今ステージこそ区間2位に甘んじたが、すでに昨ブエルタで区間1勝を手にた21歳伸び盛りが、新たな勝利を手にする番かもしれない。
総合争いの選手たちは、雨に悩まされた1日を、「0秒差」で静かに終えた。ユンゲルスは人生3度目のマリア・ローザ表彰式に臨み、ピンク色の栄光を思う存分満喫した。
「調子はいい。自分の中で準備はできていると感じている。ただ、明日が本当の意味で今大会初めての山岳ステージだから、強豪たちがどんな走りを見せるのかまるで分からない。もちろん自分自身がこういう立場で山岳を争ったことがないから、自分でもどの程度できるのかも分からないんだ」(ユンゲルス、ゴール後インタビュー)
23歳のユンゲルスにとって、2014年ブエルタ、2015年ツールに続く、これが3度目のグランツール挑戦にすぎない。ただエティクス・クイックステップのチームマネージャー、パトリック・ルフェヴェルが指摘する通り、昨ツールは最終週で4度のエスケープを打っている。結果は第14ステージ上りフィニッシュ8位、第16ステージ5位、第18ステージ5位、さらには第20ステージのラルプ・デュエズフィニッシュで13位。つまりグランツール後半を全速力で戦う能力は、すでに証明済み。あとは、ルクセンブルクの若者が総合首位としてどこまで戦えるのか、楽しみに見ていこう。
翌第13ステージから、ジロ一行はいよいよ、北アルプスのアルプス&ドロミテの難関山岳へと分け入っていく。
宮本 あさか
みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。
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