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サイクル ロードレース コラム 2016年7月6日

【ツール・ド・フランス2016 第4ステージ結果速報】今大会最長ステージも集団スプリント勝負へ、キッテルが僅差で区間勝利!

ツール・ド・フランス by J SPORTS 編集部
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ソミュールからリモージュまで237.5kmの今大会最長ステージを迎えた第4日目、のどかな田園風景が延々と続く中、先頭を走るのはアレクシー・グジャール(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル)、マルケル・イリサール(トレック・セガフレード)、オリヴル・ナーセン(イアム サイクリング)、アンドレアス・シリンガー(ボーラ・アルゴン18)の4選手。昨日よりも平均時速が10km程度速い42.3kmでレースは進んだ。

メイン集団は補給地点のあと、分断が起こるも主要選手は遅れてはおらず、自然にまた一つへと戻っていった。中間スプリントポイントで逃げの4選手は争わず、マルセル・キッテルのためのエティクス・クイックステップトレインが抜け出すも背後につけていたペーター・サガン(ティンコフ)が集団での一位通過を果たし、キッテル、マーク・カヴェンディッシュ(ディメンションデータ)が続いた。

スプリンターを抱えるチームが中心にプロトンをコントロールし、最初にグジャール、残り30kmでシリンガーが脱落、チーム スカイやアスタナ プロチームら総合狙いのチームもトレインを組んでリスク回避に余念がない。ラスト7kmで逃げを吸収し、緊迫した高速巡航で中央分離帯のある道を幾つもこなし、大きなロータリーで集団が一気にバラけ、縦一列棒状に伸びた。

ロット・ソウダル先頭でフラムルージュを抜け、背後からエティクストレインが猛追、アンドレ・グライペル(ロット・ソウダル)が仕掛け、アレクサンドル・クリストフ(チーム カチューシャ)、サガン、キッテル、ブライアン・コカール(ディレクトエネルジー)と迫力あるゴールスプリントを見せ、結果は2日続けての写真判定に持ち込まれ、僅差でキッテルが区間優勝を果たした。

「とても嬉しい、誇りと幸せを感じている。初日スプリントを狙っていたが逃してしまった、ずっとプレッシャーを感じていたんだ」(キッテル、ツール公式サイトより)

第4ステージ結果

1 マルセル・キッテル(エティクス・クイックステップ/ドイツ)in 05h 28' 30''
2 ブライアン・コカール(ディレクトエネルジー/フランス)at 00' 00''
3 ペーター・サガン(ティンコフ/スロバキア)at 00' 00''
4 ディラン・フルーネウェーヘン(チーム ロットNL・ユンボ/オランダ)at 00' 00''
5 アレクサンドル・クリストフ(チーム カチューシャ/ノルウェー)at 00' 00''
6 ソンドレ・ホルストエンゲル(IAM サイクリング/ノルウェー)at 00' 00''
7 ダニエル・マクレイ(フォルテュネオ・ヴィタルコンセプト/イギリス)at 00' 00''
8 マーク・カヴェンディッシュ(ディメンションデータ/イギリス)at 00' 00''
9 サミュエル・ドゥムラン(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル/フランス)at 00' 00''
10 サイモン・ゲランス(オリカ・バイクエクスチェンジ/オーストラリア)at 00' 00''

個人総合順位

1 ペーター・サガン(ティンコフ/スロバキア)in 20h 03' 02''
2 ジュリアン・アラフィリップ(エティクス・クイックステップ/フランス)at 00' 12''
3 アレハンドロ・バルベルデ(モヴィスター チーム/スペイン)at 00' 14''
4 ワレン・バルギル(チーム ジャイアント・アルペシン/フランス)at 00' 18''
5 クリス・フルーム(チーム スカイ/イギリス)at 00' 18''
6 ロマン・クロイツィゲル(ティンコフ/チェコ)at 00' 18''
7 ナイロ・キンタナ(モヴィスター チーム/コロンビア)at 00' 18''
8 ファビオ・アル(アスタナ プロチーム/イタリア)at 00' 18''
9 マイケル・マシューズ(オリカ・バイクエクスチェンジ/オーストラリア)at 00' 18''
10 ピエール・ローラン(キャノンデール・ドラパックプロサイクリングチーム/フランス)at 00' 18''
・・・
18 ロメン・バルデ(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル/フランス)at 00' 18''
28 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ プロチーム/イタリア)at 00' 29''
31 ティボ・ピノ(エフデジ/フランス)at 00' 29''
54 アルベルト・コンタドール(ティンコフ/スペイン)at 01' 06''
71 リッチー・ポート(BMC レーシングチーム/オーストラリア)at 02' 03''
133 新城 幸也(ランプレ・メリダ/日本)at 08' 01''

ポイント賞

1 ペーター・サガン(ティンコフ/スロバキア)147 pts
2 マーク・カヴェンディッシュ(ディメンションデータ/イギリス)142 pts
3 マルセル・キッテル(エティクス・クイックステップ/ドイツ)137 pts

山岳賞

1 ジャスパー・ストゥイヴェン(トレック・セガフレード/ベルギー)4 pts
2 ポール・ヴォス(ボーラ・アルゴン18/ドイツ)2 pts
3 アルミンド・フォンセカ(フォルテュネオ・ヴィタルコンセプト/フランス)1 pts

新人賞

1 ジュリアン・アラフィリップ(エティクス・クイックステップ/フランス)in 20h 03' 14''
2 ワレン・バルギル(チーム ジャイアント・アルペシン/フランス)at 00' 06''
3 ウィルコ・ケルデルマン(チーム ロットNL・ユンボ/オランダ)at 00' 06''

チーム総合順位

1 オリカ・バイクエクスチェンジ (オーストラリア)in 60h 10' 00''
2 チーム スカイ(イギリス)at 00' 00''
3 モヴィスター チーム(スペイン)at 00' 21''

敢闘賞

オリヴル・ナーセン(IAM サイクリング/ベルギー)

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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