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サイクル ロードレース コラム 2016年8月22日

ブエルタ・ア・エスパーニャ2016 第2ステージ レースレポート

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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<選手コメント>

■ジャンニ・メールスマン(エティックス・クイックステップ)
「ここ数週間、日に日に調子が上がってきているのを感じていて、万全のコンディションでブエルタのスタートラインに立てるだろう、とわかっていた。このステージは自分にとって一番の目標だったから、そこで勝てた、それもチームが素晴らしい働きをしてくれたおかげで、というのは、本当に途方もないくらいのうれしさだよ。
トップスプリンターの不在は、レースのコントロールがより難しくなることを意味している。みんな、誰もに勝利の可能性があることを知っているから。そしてそれは、大きなストレスとナーバスなフィナーレにつながってしまうんだ。幸運なことに、ラスト2kmで仲間たちがこの上ない働きをしてくれた。まずスティービー(ゼネック・スティバール)が牽きに牽き、それからイヴ(・ランパルト)が風よけになってくれた。それで、ゴール前200mで飛び出すことができたんだ。チームメートたちに『ありがとう』と、それからこの勝利は、ぼくの妻と娘に捧げたいと思う」(出典:チームによるリリース)


■ミカル・クヴィアトコウスキー(チームスカイ)
「赤いジャージを手に入れることができて、素晴らしい気持ち。これまでレースをしてきた中で、もっともすてきな幕開けの一つだと思う。グランツールのチームTTをチームスカイの仲間と勝つことができたのだから。ピート(ピーター・ケノー)には、本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。スプリントをして、ボーナスタイムを、ひいてはレッド・ジャージ(マイヨ・ロホ)を狙うチャンスを今日ぼくにくれた。そして、実現を可能にしてくれたチームにお礼が言いたい。 ゴール前2kmで、彼(ケノー)にスプリントを狙いたいか訊かれ、頷いた。それで、前方からリードアウトしてもらったんだ。クリス(・フルーム)が集団前方を安全に走行していて、クラッシュも回避し、タイムを失うリスクがないことが確かだったから。
(ホセ・ホアキン・)ロハスが、スプリントのボーナスタイムでマイヨ・ロホを手に入れられる一人だ、ということはわかっていた。フィナーレでは彼の動きを見ていて、自分もスプリントをかけようと決めた。昨日、あんなに素晴らしいTTでもぎとったマイヨ・ロホを、やすやす手渡したくはなかった。 明日はかなりきつい上りゴールだ。このブエルタ・ア・エスパーニャに、クリスとぼくたちはただ一つの目標を持ってやって来た。明日も彼をいいポジションに置いてタイムを稼げるように、そしてもちろんタイムを失わないように、願おう」(出典:チーム公式サイト)


■フィリップ・ジルベール(BMCレーシング)
「一日中かなりスローなペースで、我々にとってはとても不満だった。アタックをかける10kmほど手前からいろいろ考えて、何かトライしてみてもかまわないか、無線でチームに確認した。そうしたら、アタックして集団をできる限り引き離し、中間スプリントを狙ってみるように、とのことだった。総合ではまだ上位にいるし、ボーナスは3秒だし、何がどう転ぶかわからないからね。明日がものすごくハードなステージだとしても、もしかすると自分には厳しすぎるかもしれないとは思うけれど、それでも終盤に何かトライできたらいいなと思っている。どんな時でもそういう走り方をした方がいいしね。自分向きのステージはまだいくつかあるし、そこでもいろいろ試してみたい」(出典:チーム公式サイト)

コメント翻訳:寺尾真紀

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

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