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サイクル ロードレース コラム 2016年8月22日

ブエルタ・ア・エスパーニャ2016 第2ステージ レースレポート

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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どちらかというとスプリンターよりも「パンチャー」に近いこのベルギー人は、このところかなりの絶好調だった。7月末のツール・ド・ワロニーでは区間トップ3に2度食い込み、リーダージャージを2日間着用した。8月上旬のブエルタ・ア・ブルゴスでは、全5ステージ中序盤4ステージを3→3→3→6位と安定して区間上位に食い込み、4日目にはやはりリーダージャージも着ていた。だから石畳クラシック得意の2人、ゼネック・スティバールとイヴ・ランパルトが、見事に発射台役を務めた。

メールスマンにとっては嬉しいグランツール初優勝であり、しかも今季1勝目だった。エティックス・クイックステップにとっては年間通算43勝目で、今シーズンにおけるグランツール区間6勝目だった。

クフィアトコフスキーも、ほんの昨季までは、ベルギー常勝軍団の一員だった。ただ、本人は、世界選手権(2014年)もワンデークラシック(2015年アムステル・ゴールドレース)も制したというのに、グランツールの区間勝利には縁がなかった。今季からスカイへと籍を移し、クリス・フルームの2016年マイヨ・ジョーヌ獲りに蔭ながら貢献した名ダウンヒラーは--ツール第8ステージで、フルームが下りアタックで見せた大胆なポジションは、クフィアトコフスキーから伝授された--、代わりにグランツールのリーダージャージを初めて手に入れた!

ちなみに、この日マイヨ・ロホで走ったケノーは、首位と0秒差の区間33位で終えている。そもそも第1ステージ終了時点で0秒差で並んだスカイ5人とモヴィスター5人の計10選手は、全員が第2ステージ終了時でも0秒差で並んでいるのだ。つまり「総合タイムが並んだ場合は、区間順位の総計の小さい者が総合上位に立つ」という大会ルールに従って、3位+4位=7のクフィアトコフスキーに、名誉ある総合首位の座が与えられた。ちなみに9位+12位=21のホセホアキン・ロハスが総合2位、6位+23位=29のアレハンドロ・バルベルデが総合3位につけている。5位+29位=34のフルームは総合4位。

昨季に続く2度目のブエルタ挑戦となる新城幸也が、ゴールスプリントで15位に絡む健闘を見せた。初めてのスペイン一周を戦う別府史之は、チームのスプリンター、ニッコーロ・ボニファツィオのために最終盤ギリギリまで牽引役を務め、7位に送り込んでいる。

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