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<選手コメント>
■リリアン・カルメジャーヌ(ディレクトエネルジー)
「とてもいい感触を持ってブエルタに入った。何か思い切ってやってみなくてはならなくて、まさにそれが、今日ぼくがしたことなのだと思う。最後まで行けるかなんて、まったくわからなかった。ゴール前30kmのちょっとした上りで、(トマス・)デヘントのような選手たちが少し苦しんでいるのが見えて、もしかしたら、と思った。でも、ステージを勝つとなると、それはさらに別物。チームカーからの応援は、ぼくを元気づけて、勝利のチャンスを信じさせてくれた。苦しかったけれど、チャンスは掴まなくちゃいけない。リスクはあった。もしカウンター・アタックがあったら、ぼくのアタックなど潰されてしまうかもしれない。それでも賭けに出るべきだったし、それが実を結んだんだ。
ブエルタでは予期せぬことが起こりうる、というのは知っていた。まだ心の準備ができていないのに、それが自分自身に今起きてしまった、という感じ。それでも、シーズン初めからずっといい感覚が続いていたし、ネオプロ・コンプレックス(ネオプロだからだめだ、というような気持ち)を持たずに、思い切ってやってみるのが大切だったのだと思う。昨年のアレクシス・グジャールが見せてくれたように、プロ入りしたばかりでも、勝利は可能なんだ(※)。グランツールは、ワンデーレースと比べて、より逃げ切りが成功しやすいレースだから」(出典:レース主催者の公式プレスリリースより抜粋)
※:プロ入り2年目の昨年、ブエルタ第19ステージで優勝
■ダルウィン・アタプマ(ビーエムシー レーシングチーム)
「ブエルタでマイヨ・ロホを手に入れて、ぼくのキャリアの中で最高の日。今朝、今日のレースで逃げに乗ることを考えていて、チーム監督たちも同じ考えだった。スタート後の50kmではたくさんのアタックがあったけれど、メイン集団はなかなか逃げを許してくれなかった。メイン集団が前に行かせた、いいメンバーで構成された逃げに、何とか飛び乗れた。21人からなる強いグループで、かなりのアドバンテージを持つことができた。
ユタ一周レースからとても好調だったから、逃げグループの中では自信を感じていた。上りゴールが待ち受けていて、周りのみんなが自分より苦しんでいたことも、自信をくれた。最後の上りで何かやってみることができるだろう、と思ったんだ。最後の上りに到着したとき、メイン集団との差は3分。その時に、マイヨ・ロホ獲得が頭に浮かび始めた。リアルにその可能性があることがわかっていたから。ラスト5km、総合上位グループがかなりのスピードで上ってきていて、ジャージがどうなるかわからなかった。だからステージ勝利を狙って、アタックをかけてみたんだ。ステージは2位に終わったけれど、夢のマイヨ・ロホを手に入れた。
明日はものすごくハードなステージではないから、ジャージはキープできると思う。でも、たとえマイヨ・ロホ着用が1ステージでも、この上なく素晴らしいことだと思う。とにかく一日ずつ進んでいって、チームの目標のためにいい仕事をしたい」(出典:チーム公式サイト)
コメント翻訳:寺尾真紀
宮本 あさか
みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。
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