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<選手コメント>
■クリス・フルーム(チーム スカイ)
もちろん2011年ブエルタの想い出は特別だよ。あの時はコボ相手に走っていて、プロとして初めての勝利だった。だから、この上りには、スペシャルな想いを抱いているんだ。今日はまた別の体験となった。フィニッシュの地形はよく理解していたし、山道も把握していた。それが間違いなく、ぼくを助けてくれた。最後の200mに入ってからは、フィニッシュラインは見えなかったけれど、いつ加速すればよいのかを分かっていた。区間勝利を手に入れることが出来て、本当に嬉しい。
ブエルタに乗り込んできた時点で、とにかくレースを走りながら調子を整えていこうと考えていた。難しかったね。ツール・ド・フランスの後、オリンピックにも出場したから、ブエルタに特化した調整を積む時間がそれほどなかったんだ。だからレースを走りながら整えていき、後半に調子を上げられたらと考えていた。現時点で、自分が良い軌道に乗れていたらいいんだけど。
(コバドンガへは)まったく異なるアプローチを行った。過去の経験から、コバドンガはいつもと違うやり方で走るべきだと考えていた。自分に最適なペースで走るべきだ、とね。以前あの上りで、何度も限界を越えてしまったから、自分のリズムで走った。かなり上手くいったよ。ぼくにとってはベストの走法だった。今日の上りは全く違うタイプの上りなんだ。だからアプローチ方法も違った。今日はとにかく前方にとどまっているべき上りだったんだ。(レース公式リリースより)
■ナイロ・キンタナ(モヴィスター チーム)
上手くやれた。フルームと一緒にフィニッシュに到着することができた。彼がステージを制したのは、最後の最後に、彼の方がぼくより速かったからさ。彼は強くさえあった。まだまだ気を抜くことは出来ない。この先いくつか難しいステージが残っているし、バトルが繰り広げられるだろう。フルームがこの先何をしてくるのか予測がつかない。だって戦術がまるで違うから。この間の短い上りでは、ぼくがタイムを奪った。今日は一緒にゴールした。だから長い登りのステージで、どれだけフルームが強さを発揮できるのか、しっかり見定めていかねばならない。ただ、すでに、彼は強さを見せつけている。だから用心深くいなくてはならない。彼こそが、ぼくらの直接的ライバルなのだから。(出典:レース公式リリースより)
■アルベルト・コンタドール(ティンコフ)
すでに総合ではタイムを大きく失っていたから、ほかの目標に切り替える必要があった。今日は上りフィニッシュで、ぼくらのチームに適していた。たしかに休息日のあとで、どんな調子で走れるか分からなかったけれど。だから23人という大人数にも関わらず、逃げ集団との差をコントロールした。自分が勝てるか勝てないのかを知りたいなら、危険を冒さねばならないんだ。プロトンの中で動かずにいたら、23人を無意味に逃してしまっただろう。だからぼくらはトライした。でも、ぼく自身に脚がなかったし、ぼくよりも強い選手が存在した。この先もトライを続けるつもり。ブエルタには難しい要素がたくさん潜んでいるから、この先も選手間のタイム差は広がっていくことだろう。ただぼく自身が置かれている状況は、これ以上悪くなりえっこないんだ。(出典:レース公式リリースより)
宮本 あさか
みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。
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